213話 ページ31
恵side
人に害しか与えないアイツらをぶん殴っている間だけは五条さんへの気持ちも、このイラつきも忘れられた
でも、そんなことをする度に目どころか顔さえ合わせれなくなった
だんだん素っ気なくなる俺にどう思うか不安に思った事もあったがそんな心配杞憂だった
あの人は少し疑問に思っただけでなんて事ない風に笑っていた
それが何より嫌だった
無性に気分が悪かった
この人にとって俺はただの子供だと、そう思うのに十分な対応だったから
イラついて、イラついて
そんな時に見透かされたように子供だと言われた
あの人にとったら少し咎めたぐらいだったんだろうけど
だからアンタには会いたくなかったんだ
今の俺の状況なんて知らなくてよかった
恵｢、なんであんな人好きになったんだ､､､｣
五条side
『硝子、子育てって難しいね』
僕の言葉にパチクリと目を見開かせる
そして慰めるように笑って頭を撫でた
硝子｢そうやって悩んでるだけ成長だよ。前のAだったら本人から相談されない限りほっといただろ｣
『いや、今回もほっといたんだよ。そしたらほっといたらダメな事態になった』
硝子｢どっち？｣
『恵』
硝子｢､､､まぁ思春期に入った男子の対応なんて世界共通難しいよ｣
どうせ反抗期でしょと言う硝子に驚く
『よく分かったね』
硝子｢今の時期考えるとね。､､､それで結局どうしたの？｣
『ん〜するんだったら後悔しないようにしろ、とだけ』
硝子｢していいんだ(笑)｣
『津美紀には辛い思いさせるかもしれないけど全部だめっていうのもなんか違うなって。それにほら、反抗期ってそういうこと言っちゃうと余計反発したくなるじゃん？』
硝子｢分からなくもない｣
『それに後悔しないように、とか言ったけど1回後悔を経験した方がこの先の為になる』
硝子｢性格悪い考えだけど賛成。知ってると知らないとではこれからの行動も言動も全く違う｣
『流石。硝子なら肯定してくれるって信じてたよ』
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モッチー(プロフ) - レンさん» 早速メッセージして頂きありがとうございます！！これからも頑張ります！！ (2022年2月15日 16時) (
レス) id: 982b2a960d (このIDを非表示/違反報告)
レン(プロフ) - またまた、コメントお邪魔します。やっぱりモッチーさんの作品大好きです。応援しています。 (2022年2月15日 15時) (レス) @page46 id: 379b8b8e7c (このIDを非表示/違反報告)
レン(プロフ) - 更新ありがとうございます。大好きです。 (2022年1月23日 18時) (レス) id: 379b8b8e7c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モッチー | 作成日時：2021年5月16日 4時
