【鬼滅の刀】日本一慈しい鬼退治

慈しい卌陸 ページ46

「キャハハッ！」

楽しげな声が聞こえる
明らかにその場の雰囲気にあってなかった

「矢琶羽の言う通りじゃ。何も無かった場所に建物が現れたぞ」

矢琶羽「巧妙に物を隠す血鬼術が使われていたようだな。そして鬼狩りは鬼と一緒にいるのか？どういうことじゃ」

目を瞑っているのににも関わらず、淡々と当てる

「それにしても朱紗丸。お前はやることが幼いというか、、、短絡というか、、、汚れたたぞ。儂の着物が塵で汚れた」

チッと勢いよく舌打ちする

だが着物は一切汚れていない

朱紗丸「うるさいのう。私の鞠のお陰ですぐ見つかったのだから良いだろう。たくさん遊べるしのう、、、それに着物は汚れてなどおらぬ。神経質めが」

鞠、、、！！
鞠を投げて家をこれだけ破壊したのか、、、！！

鬼と目が合う

朱紗丸「キャハハ！見つけた見つけた」

愈史郎「(あの女、鬼舞辻の手下か！？)」

鞠鬼がまたもや鞠を投げた

何とか避ける、が

『愈史郎さん！！』

不可解な曲がり方をした鞠が愈史郎さんに直撃した。頭はグシャリと音立て潰れる

倒れた愈史郎さんを珠世さんが受け止めた

『禰豆子！！奥で眠っている女の人を安全な場所へ運んでくれ！！』

ﾀｯ
禰豆子が女の人の元へ向かった

朱紗丸「キャハハッ！一人殺した！」

今までの鬼と明らかに匂いが違う、、、！！強いのか、、、？

濃い匂いだ
肺の中に入ってくると重い！！

朱紗丸「耳に飾りの鬼狩りはお前じゃのう」

！！
俺を狙っているのか！？

『珠世さん！身を隠せる場所まで下がってください！』

珠世「炭治郎さん。私たちのことは気にせず戦ってください。守っていただかなくて大丈夫です。鬼ですから」

ﾌﾞﾝ
鞠が飛んでくる

避けてもあの鞠は曲がる！！

全集中・水の呼吸

拾ノ型の中で最速の突き技

漆ノ型 雫波紋突き・曲

刀を鞠に突き刺した

朱紗丸「(ほう。斜めから曲線で突いて鞠の威力を和らげたな。だが、、)」

しかし、鞠が震え出す

！？

刀に刺さったまま俺にぶつかった

！？
なぜ動くんだこの鞠

愈史郎さんに当たった時も不自然な曲がり方をしていた

特別な回り方をしてるわけじゃないのに、、これは、、、

ﾒｷﾒｷ
愈史郎の頭が再生していく

愈史郎「珠世様！！」

口まで再生したかと思えばすぐに珠代さんに話しかける

愈史郎「俺は言いましたよね？鬼狩りに関わるのはやめにしましょうと最初から！俺のﾞ目隠しﾞの術も完璧ではないんだ！貴方もそれは分かっていますよね？」

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