私の王子様は、超ドSでした。

（３１） ページ31

＊＿



長蛇の列を作ってまで並んでいた

お化け屋敷の出口では、

ののかたちが待ってくれていた。



ののか「ふあああぁぁ？！！あ！！」



ののかは、手を繋いで出てきた

私と奴を見て、1人で興奮している。




浅野「やばいよなやばいよな、デキてるよな」


ののか「ついに夫婦誕生？！！」




いや、そんなことない。その兄も(笑)





琥珀「そんなんじゃねーよ。」


ののか・浅野「「 え？ 」」


琥珀「こいつが怖い怖いってうるさいから、
仕方なく……。手、握っててやっただけで…///」


ののか「滝沢ってば、何照れてんの！(笑)」


浅野「もう怪しい香りしかしないな(笑)」




さすが兄妹。

妄想をふくらませたらキリがない(笑)



高尾「あのさ。混んでるし、次乗らない？」



ふてくされたような表情の高尾先輩。


高尾先輩がこんな不機嫌なのって珍しいかも？(笑)




ののか「あー、うん、いいけど。」


浅野「何乗るの？」


高尾「そりゃあ、ゴーカートでしょ」


浅野「やっぱり言うと思った(笑)」





お昼を過ぎたので軽く昼食を取った後、

高尾先輩希望のゴーカートに向かった。


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