どうにかしてください！【朔間凛月】 (ページ18)

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コーヒーページ18

凛月「A、もしかしてコーヒー飲めないの？」

いきなり真正面にいる凛月に突然聞かれた

A「なんでそんな事聞くのよ」

凛月「だって、みんなコーヒー頼んでるのにAだけ紅茶じゃん。」

確かに私の周りにいるあんずとかはコーヒーを飲んでいる。

A「べ、別に紅茶の方が好きだから飲んでるだけよ」

と言うと凛月はふ～んと言って凛月が自分の飲んでいるコーヒーカップを私の方に出して

凛月「じゃあ俺のコーヒー飲んでみてよ」

A「は？なんでよ」

凛月「コーヒー苦手じゃないんでしょ？ならこれも飲めると思って」

飲めて当然だよねと言ってコーヒーカップを差し出してきたので勢いで少し飲んでみたが

苦っっ…

凛月「ふふっ、ほらやっぱり苦手なんでしょ。顔に出てるし」

A「別に、角砂糖６個は入れれば飲めるし」

と言うとみんなびっくりした顔をして

あんず「Aちゃんそんなに入れるの？」

真緒「マジか…」

A「え？ええ、じゃないと飲めないもの」

泉「というかあんたねぇ、そんなに砂糖入れたら太るでしょ！」

A「すみません。苦手なので…」

凛月「やっぱり、苦手なんだね～」

A「し、仕方ないじゃない、何回も飲もうとしてるけど飲めないもの」

あんず「でもAちゃんがコーヒー飲めないのは以外だね」

真緒「確かに。Aはコーヒーとかいつも飲んでるイメージがあったんだけどな～」

A「いや、あなたたちの前でコーヒー飲んだ事ないと思うけど。」

真緒「そうだよなぁ」

と笑って言い返してくれた。イメージ…か…昔からそうだったな…真面目だからなんでも出来ると思われて出来なかったら"仕方ないよね"で終わってたし…正直なんでも出来るって思われたくなかったな…むしろ私は人より出来ないから努力してるだけなのに。

凛月「Aどうしたの、ぼーっとして」

A「い、いえ、なんでもない」

あ～ダメ。過去なんか思い出したくないのに…早く忘れよ…

凛月「……」

あんず「じゃあそろそろ時間だし、帰ろっか！」