どうにかしてください！【朔間凛月】 (ページ1)

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いつもの日常…？ページ1

夕陽が沈む夕方、2年B組の教室で私は生徒会から頼まれた書類をまとめている…

(あぁ、眠い。昨日は寝たはずなのに…)
そう思いながら、私は文字が無限に書かれている書類に目を向けていると、

？「嘘つき。A昨日3時間しか寝てないでしょ」

　と、急に耳元からあいつの声が聞こえてきた。

A「！？ちょっといつも急にに脅かさないでっていつも言ってるでしょ…」

と、私が言うと彼は目を細めて微笑み、私の座ってる机の前の席に座り、私の机の方に向いて座って

凛月「どう？これで、目覚めた？」

A「はぁ！？」

と、少し怒りの感情が湧いてきたがその気持ちを沈めて

A「はいはい、そうですね～なので吸血鬼さんはどっか行ってくだ"ゔぇっっ"って何すんのよ！」

背中に凛月の体重がいきなり乗ってきた

凛月「だって、A構ってくれないもん、だからこれはAへの罰～こちょこちょ攻撃～」

A「はぁ？ちょっとやめ……あははは！あは、あは！ほん…とやめてってあはは！」

凛月のせいでだんだん力が抜けていく。

凛月「ふふっ。Aってほんとこちょこちょ弱いよね」

と、言いながら私の背中を指ですーっとなぞった。

A「やめ…て！それ本当にこそばゆいからやめて！」

凛月「ふふっ。知ってる。」

こいつ悪魔か…って思いながらもしばらくこちょこちょされていると、

凛月「はぁ～Aっていい匂いする～」

と、私の首元に顔をつけて匂いを嗅いでくる。凛月のサラサラな髪が当たって余計にこそばゆい。
絶対分かっててやってる。そう、確信犯。

A「その言い方変態よ。それに何この体制」

凛月「知らないの？A経験不足だなぁ～、これバックハグていうの知らないの？」

A「そんぐらい知ってる、この変な体制でどうやって書類整理の続きやればいいのよ」

凛月「別に、椅子に座ってるしいいじゃん～」

A「まぁ、そうだけどこんな体制で集中出来るわけないじゃない！」

凛月「いいじゃん。別に俺邪魔しないよ？」

と、どかそうとする私を凛月は余計に腕に力を入れて密着。周りから見られたら、ただのリア充。やめてほしい…

A「もう、いいからどいて！！！！」

と、Aの声が夕方の学院に響いたのであった。