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『ギャンブル…ですか?』





あぁ…でもそうか。





百花王学園はギャンブルに支配された所だ。そんな所に経験も無い私が編入するなんて、自滅行為なんだろうな。





「身の安全を保証する」。私が取引で突き出した条件を守ろうとしてくれているのだろうか。


…まぁ、どちらにせよ助かる事には変わりない





凜「君は金賭けなんてやった事ないでしょ?やり方を教えてあげるよ。


血縁が無かろうと、尾喰の者が負けるなんて面子が立たないからね」





…確かに。「詐欺」が稼業とはいえ、名家の内に入るんだった。
 


もしヘマでもしたら、最悪権力関係から排除される可能性もある。無様を晒すわけにはいかないのだ。





『そうですか…なら、是非お願いします』





凜「なら早速やろうか。ポーカーはやった事ある?」





『ええ、昔に友達とよくやりましたよ』





ポーカーはエマ達とよく一緒にやっていた。やっぱりその中でも、ノーマンが手強かったなぁ。





凜「ははっ、そっか!なら話は早そうだね」






凜は早速トランプを配り出した。





…よし。






少し、本気を出してやろうかな。







.








『ええ、お手柔らかに(・・・・・)お願いしますね』

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作者名:サナ | 作成日時:2022年1月8日 22時

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