44 ページ45
《確認しますが、こちらに連れてきた片岡先生が小湊くんの恋人にしたい人で間違いないですか?!》
そう言って審査員がマイクを向ける
亮《当たり前じゃん、だから連れてきたんだけど？》
その返答に生徒は更に盛り上がった
《と、言うことで1位は3年B組小湊くんです!!続きまして…》
アナウンスが終わると亮介はAに声をかけた
亮「やったね、俺ら1位だって」
「そ、そっか、うん。よかった…うん、だからもう降ろして…!!////」
亮「Aゆでダコみたいだけど？笑」
「誰のせいでこうなってると思ってるのよ!!////」
亮「照れてるの？笑」
「あ、当たり前でしょ?!ひ、ひ、人前でこんなことされてしかも……!!////」
亮「ん？しかも？笑」
「も、もー!!亮ちゃんのばかばかばかっ!!////」
亮「俺、勉強も結構得意だよ」
「ちがーう!!そういう意味じゃなくて!!」
亮「俺の恋人になる予定だから、変な虫がつかないようにしただけだけど？」
「なる予定って…っ?!////」
亮「あ、また照れてる笑」
「照れない方がおかしいわ!!////」
亮介はゆっくりとAを降ろした
「もう私応援席戻れない…!!////」
亮「じゃあ俺のクラスきなよ」
「余計行けないわ!!///」
亮「ならクラスまで送ってあげる」
亮介はそう言ってAのクラスまで一緒に戻りはじめた
が
片「小湊!!!!お前は…お前は……!!!!」
手をプルプルさせて立っていた監督に道を阻まれる
亮「監督、そういうことですので。以後末永くよろしくお願いします」
片「末永くって…俺は…俺はまだ認めてないぞ!!!!お前も部活前に俺の所へこい!!!!」
亮「はーい、監督」
そう言ってAを監督のそばに寄らせると、亮介はそのまま自分のクラスへ戻って行ったのだった
伊「お、お、お前!!あれ本気なのかよ?!////」
亮「ん？いつも言ってんじゃん、Aは俺のだよって」
伊「だ、だからって監督の前でお前よくそんな……はぁ……根性ありすぎだろ」
亮「いい見せしめになったでしょ」
伊「んなっ?!ま、負けてられっかよ…!!!!」
亮「そのまま負けてくれればいいのに笑」
残されたAは1人、顔を赤くしながら応援席に戻ると生徒たちからの熱い視線に更に頬を真っ赤に染めたのだった
倉「亮介さん、まさかあんな堂々と…苦笑」
御「監督の第2の犠牲者なのに、全然平気そうだしな…笑」
倉「やっぱすげーわ、あの人…」
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 116人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
雨宮ゆず(プロフ) - 幸ぴろさん» 春市珍しいですね!!一年ｽﾞの体育祭で恐らく絡みが出てくる……かも？御幸は安定に出てきます笑 これからもよろしくお願いします！ (2020年4月8日 6時) (
レス) id: 6305ccdb93 (このIDを非表示/違反報告)
雨宮ゆず(プロフ) - flower birdさん» メッセージありがとうございます。結城推しの方なんですね、最初は絡みがありましたが最近ないですよね。子の体育祭で主ちゃんと絡めるように頑張ります。これからもよろしくお願いします！ (2020年4月8日 6時) (レス) id: 6305ccdb93 (このIDを非表示/違反報告)
雨宮ゆず(プロフ) - あーさん» メッセージありがとうございます。御幸と倉持なんですね、2人はとても絡みが多いと思います。楽しんでもらえるように頑張ります。よろしくお願いします！ (2020年4月8日 6時) (レス) id: 6305ccdb93 (このIDを非表示/違反報告)
雨宮ゆず(プロフ) - めろんさん» メッセージありがとうございます！なんと、私と全く同じでとても嬉しいです。なので、亮さん倉持いっぱい絡んでます笑 これからもよろしくお願いします！ (2020年4月8日 6時) (レス) id: 6305ccdb93 (このIDを非表示/違反報告)
雨宮ゆず(プロフ) - バビョ〜ンさん» メッセージありがとうございます!!御幸推しなんですね、絡みが多い人物になるかと思いますので今後もよろしくお願いします！ (2020年4月8日 6時) (レス) id: 6305ccdb93 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：雨宮ゆず | 作成日時：2020年3月17日 18時
