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『(あぁ…寒い…冷たい…)』

暗い私の心を雨がもっと暗くしていく…。

『(だれか…神様…どうか…助けて…)』

??「何してんだ?」

『(だ、だれ!!)』

その人はナイフのように鋭い視線を私に送っていた。

『…。』

??「喋れねぇのか?」

『((・・。)(。・・))フルフル』

??「じゃあ、喋れ。」

『わ…わたし…私は…お…親に…す…捨てられ…ま…し…た……バタッ』

??「?! お、おい!!大丈夫か!おい!」

***

『(ん…こ…こは…?)』

私は見た事のない場所にいた。

??「起きたか。」

『Σ( º。º ...)//』

??「急に倒れるからよ。」

『あ…ここは…?』

??「俺達のアジトだ。」

『アジト…?……!!』

??「俺は次元大介。お前は?」

『せ…瀬戸…A…。』

次元「なんで雨の中あんなとこに?」

『……す…捨てられた…。』

次元「…。じゃあ、俺が拾ってやる。」

『えっ!!』

次元「嫌ならいいんだぜ?」

『お願いします。』

次元「お前は泥棒になる覚悟があるか?それと同じ質問だ。」

私は昔から嫌われていた。期待もされなかった。

誰かに必要とされたい。

『お、お願いします!』

次元「…。分かった。なら、まずは仲間を紹介しねぇとな。」

ガチャッ

次元「ちょうど帰ってきた。おい、ルパン、五ェ門。」

『(もう外にいたくないからいいって言ったけど… 仲間の人がすごく怖かったらどうしよー!)』

??「へ(゚∀゚へ)バァ〜」

『?』

次元「ルパン。その子はそんな事では驚かないぜ。」

ルパン「チェッ。あ、俺はルパン三世!世界一の大泥棒だ!」

『は、はい…。(意外と普通だ…。)』

ルパン「でも、次元ちゃんが女の子を連れてくるなんて…もしや…!」

次元「ルパン。頭に穴開けられたくなかったら黙っとけ?」

ルパン「もう〜!次元ちゃんったら〜!怖い〜!」

『(え、今の完全に脅しだよね?なぜあんな平然?)』

ルパン「あ!五ェ門ちゃん!自己紹介しないと!」

五ェ門「某は13代目石川五ェ門だ。よろしく。」

『よろしくお願いします…。』

次元「お前さん。髪長くねぇか?あげたら…!」

サラッ

『わっ!』

次元「ッツ///いや、そのままにしとけ///」

五ェ門「A殿。某が部屋を案内しよう。」

『あ、ありがとうございます。』

***

ルパン「次元ちゃ〜ん。」

次元「なんだ。」

ルパン「やっぱあの子に気が…」

次元「だまれ。」

ルパン「へぇー( ≖ᴗ≖)ニヤッ」

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遊星(プロフ) - 更新停止になってますが大丈夫ですか?素敵な話なのに更新停止は勿体無いです。早く続き読みたいです。 (2020年7月5日 7時) (レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:柿の種 | 作成日時:2020年4月19日 1時

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