二人だけの (ページ24)

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死ぬまでページ24

「なーな」

「んー？」

「俺がおらん１ヶ月どうやった？」

「どーゆうこと？」

「いや寂しいとか濱くんがいなくて夜寝れなかったとか」

「寂しかったよめっちゃ」

「俺がおらんくて？」

「うん」

「あーもうめっちゃすきや」

「っわ」

料理をしてる私を後ろから優しく抱きしめて

「死ぬまで一緒やで」

という濱くんに清水くんとのあの日のことを知られたら

殺されてしまうんじゃないかと思えた。

「うまそー」

「頑張った普段より」

「俺のため？？」

「そうかもね」

「かわい」

「うんま！」

「ほんと？」

｢ほんま」

「よかった笑」

「あ、そうや」

「？」

「この前リリーから連絡あってさご飯行かへんかって」

「え？」

「濱家さんの彼女さん見てみたいですって言われてどうする？」

何考えてるんだろう、清水くんは。

そんな嘘までついてどうして私と会おうとするの？

「Aちゃん？」

「あっごめん」

「でどうする？」

「やめとこっかな、なんか無駄に緊張して変なこと言っちゃいそうだし」

「わかった、じゃあリリーに言うとくわ」

「なんかごめんね」

「いやほんまはリリーにAちゃんの顔見したくなかったから俺はラッキーって感じ(笑)」

「そう、」

「アイツ女の子と遊びまくっとるからいつAちゃんが狙われるかわからんから怖いわ」

「笑笑」