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3話 ページ3

「あ、そういえば新しく投稿したのみんな聞いてくれたのかな?」


>>聞きました!!!
>マイリス済みです!あれはかっこよすぎました…;;
>ツイートの子ってAちゃんですか?


「…ん?Aちゃんで合ってますよー。ツイートした通り、今1人でホラー映画観てますね。俺は絶対やだから断った」


>>うらたさん冷たいwww
>Aちゃんビビりなのになんでホラー映画観てるのww
>Aちゃんって誰ですか…?新規なので知らなくて><


「今日は俺1人で我慢してくださーい。というか、心配しなくても絶対後で怖くなって来ると思うよ。あ、Aちゃんっていうのは一応俺の彼女さんですね」


>>>ありそうww
>>え、じゃあ期待しときますね(
>一応wwww







それからしばらくコメントを読んでいると、
こちらに向かって走ってくる足音
それから、勢いよく開いたドア

姿を見せたのは、案の定涙目のAで


『うらたさ…』


>>Aちゃんだ!!
>えっ涙声可愛い…
>うらAキャスとか神回


「やっぱり来たか……ちょっとA来たので一瞬ミュートしますごめんね。しりとりでもしててね」


>>>はーい!
>>分かりましたww


ちゃんとミュートになっているのを確認して彼女の方を向くと
大きな目からは今にも涙がこぼれ落ちそうで
服の袖をぎゅっと握った、小さな子供の様な姿につい笑みをこぼしてしまう


「…で、ビビりなAちゃんはホラー映画観て怖くなっちゃったの?」


『うん…』


「はあ、だから言ったのに……ほら、おいで」


そう言って腕を広げると
あぐらをかいた俺の上に、ちょこんと向かい合わせで座った彼女の眉はしょんぼりと下がっていて
こんなときでも可愛いと思ってしまう俺は大分重症


『……キャスしてたのに、邪魔してごめんなさい、』


「ん。…これに懲りたら1人で観るのはやめること。…分かった?」


『はぁい…』


こんなふうに言っているが
いつも俺のところに慌ててやって来る姿が愛らしくて
なんだかんだ甘やかしてしまう俺も俺なのかもしれない


『もうちょっとだけ、ぎゅってして下さい…』


「はいはい。……ぎゅー」


『んん…』


「……怖くなくなってきた?」


『うんって言ったらうらたさん離れちゃうから、まだ…』


「ふはっ、…んじゃもっとぎゅー」


よしよし、としばらく頭を撫でていると
ちらりと覗く顔にはもう泣き後なんて無くて
いつものひまわりみたいな笑顔に、ほっと息をついた

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はる - 初コメ失礼します!!この小説大好きです!!これからも頑張ってください!!応援しています!! (12月3日 19時) (レス) id: 41084e4d77 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ - 更新が止まってます!戻ってきてください!続き楽しみに待ってます!(´;ω;`) (2023年4月7日 9時) (レス) @page9 id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)
shiori(プロフ) - コメント失礼します!凄く夢主ちゃん可愛くて大好きです!更新頑張ってください! (2020年3月14日 15時) (レス) id: f06d85eb8e (このIDを非表示/違反報告)
.。なな。.(プロフ) - コメント失礼します、夢主ちゃんとうらたさんのほっこりしてる感じがすごい好きです!私こんなの書けないので羨ましいです…これからも頑張ってください! (2019年4月8日 22時) (レス) id: 04e70c44c5 (このIDを非表示/違反報告)
めい*cerw* - このお話ってプリンどころかワンホールのケーキ並みに糖分入ってませんか///?! (2019年4月5日 20時) (レス) id: 6f4d80c867 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ラビ | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年3月27日 20時

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