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温かさ ページ44
JA「Aちゃんっ…！」
「！？ジェファンさん！？もう撮影なんじゃ…」
JA「ちょっとだけ、ちょっとだけだから…」
そう言ってジェファンさんはわたしに近づいてきて抱きしめてきた。
「え、ちょ、ジェファ…」
JA「動かないで。…ごめんね。」
そのごめんね、は何に対してかはわからなかった。
「だ、大丈夫です、」
そういうと抱きしめられていた力が弱くなった気がした。
JA「おれ、本当にダサいよな。
結局は権力に負けて好きな子も守れないなんてさ。」
「！？すっ、えっ、」
JA「ごめん、本当はこんな形で言うつもりはなかったんだけど、」
「ジェファンさん…」
あまりにも弱々しく言うから思わず抱きしめ返していた。
JA「Aちゃん…っ、」
「…わたしも、好きです。だから、苦しまないでっ…」
そういうとさっきの無機質な力から温もりをかんじた。
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作者名：ぱりぽん | 作成日時：2019年5月15日 21時
