人見知りの大恋愛 (ページ29)

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音楽祭4 安心ページ29

「……」

他の人たちの発表は楽しく見れた。
けど、そろそろわたしの出番になる。
司会者に名前を呼ばれてガッチガチになりながらステージに立つ。
でも、なんか聞いたことのある声…

JN「つぎのアーティストはーー…、A！」
「！！おっぱ…！」

小声で言ったつもりがマイクに拾われていて会場に響いた。
めちゃくちゃ恥ずかしくて思考停止しそうになるとすかさずおっぱが方を組んできて

JN「みなさん知ってるかも知れないですが、実はぼく達は実の兄妹なんですよー！
こんな美男美女の兄妹みたことあります！？」
『なーい！！』

ジンおっぱのフォローのおかげで恥ずかしく終わることは無かった。違う意味で照れたけど！

JN「A、頑張って一言。」
「…ありがとう、…ずっと、この音楽祭に出ることが小さい頃からの夢だったから、とても緊張、そして楽しみです。
成功するようにみなさん、祈っていてください！」

そう言うと湧く歓声。
それを聞いて頑張ろうと思えた。