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目覚め ページ35
目が覚めると病院のベッドの上。
てことは、最後の一言、わたし出来なかったの！？、と思い勢いよく起き上がる。
周りを見渡しても病室の中に誰もいない。
「……おっぱぁぁ、」
小さく呼んでも誰も来る気配がなくて仕方がなく近くにあったリモコンを手にしてテレビをつけることにした。
「…えっ」
付けると、ちょうど夕方のニュースがやっていて、そこではわたしの話題ばかり。
«事務所の働かせすぎ？»
«ブラックで嫌になり落ちた？»
«誰かが落とした？»
«抜けてるAならやりかねない。»
色々な説が飛び交っているけど、絶対誰かがわたしのことを押した。と、思います(小声)
しばらくテレビを眺めていると静かにドアが開いた。
振り返ると驚いた顔をしたスングァナとハンソラが立っていた。
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作者名：ぱりぽん | 作成日時：2019年5月15日 21時
