【男主】覚醒者【wrwrd】 (ページ4)

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NO.3 The report Object:α_1 ページ4

«＊＊＊＊洞窟にて鉱石の間で発見された巨大鉱石について»

報告書

とある科学者が付近を散策した際謎の電磁波をキャッチ。
直ぐに調べたところ、＊＊＊洞窟にて鉱石の間で異様な電磁波を放つ巨大鉱石を発見。
推定約4.7ｍと思われる。
また、色は半透明であった。
詳しく調査を開始しようとした際書記長･トントン様が鉱石の中に何かあるのを発見。
その直後、鉱石は割れ中から液体と共に人が出てきた。
鉱石からでてきた人物を〝α_1〟と呼ぶ。

α_1は裸体の状態で出現。
α_1が出てきたと同時に電磁波を示す数値が大きくなった。
いや、それ以前に(こいつは危ない)と本能が察していた。
我々は即座に臨戦態勢をとり、安全確保にまわった。

α_1はしばらく口を動かし、首元を触った後首をかしげた。
書記長殿が手を後ろにと言っている時にα_1は
｢はあー……｣とため息をついた。
言葉を理解した上でのため息なのかは不明。

その後、α_1は倒れ、特殊部隊によって運び込まれた。

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軍基地へα_1を移行。
研究室の部屋が準備出来なかったため一時的に客人用の部屋で寝かした。

･α_1起床

α_1起床を確認。しんぺい神様がα_1の元へ行くというので武装した兵を護衛に接触。
ここでα_1が言語を話した。
どうやら知能はあるらしい。
α_1は抵抗もしなければ害を加えないと言った。

ここからはしんぺい神様とα_1の会話記録である。

pe｢初めまして、俺はしんぺい神。君は？｣

｢……A、だ…早速だか、ここはどこかな？｣

pe｢ここはwrwrd国の軍事基地で客人用の部屋だよ｣

｢wrwrd国？聞いたことない…僕をここに連れてきた理由は？｣

pe｢聞きたいことと調査したいことがあってね。｣

｢調査したいこと？｣

pe｢君が入っていた巨大鉱石からね異様な電磁波が観測されたの。それで君がでてきた後その鉱石を調べたら電磁波を放っていなかった。｣

｢…つまり、電磁波の根源は僕だと？｣

pe｢あくまで仮説だけどね。｣

｢…聞きたいことについては僕自身もわからないことだらけだから、そこら辺は答えられないかも。｣

pe｢わからない？｣

｢ああ、自分の名前以外、思い出せない。｣

会話記録をここまでにする。
α_1、もといAは記憶喪失と断定。
電磁波については何も聞けなそうだった。

報告は以上です。