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あと1行…あと1…よし！
名前をつけて保存！ちゃんとデスクトップに保存して...
ある！午前の仕事終わったぞ！さあ飯だ飯！
「わ、三宅さん？」
「ふふっ、お疲れさま〜」
ほっぺに指が当たる感触にびっくりして横を向くと
隣のデスクで頬杖をついてとびきりスマイル！
朝も昼もその笑顔がまぶしいです…
もしかしてこれは、待たせていたのでは...？
「ほっぺぷにぷに、かーあいいー」
「みやけしゃん...」
「あはは！喋れてないよぉ」
「すみません！待たせてしまいましたよね…？」
「全然。ずーっと見てただけだから」
「それ待たせてるじゃないですか！」
「Aちゃん全然気づかないんだもん」
「本当にすみません…」
「いいっていいって。さ、約束のご飯！行こ？」
そう言ってなんの躊躇もなく繋がれた手
私みたいな女が天下の三宅様とお手を繋ぐなんて
あってはならないことなんですよ。
結局廊下の真ん中を堂々と歩く時も
三宅さんの同僚とたまたますれ違って談笑してる時も
今食堂のメニューの前に立っている時も
この手は離さず繋がれている
「今日の定番メニューはカレーか。うーん。どれにする？」
「あの…三宅さん」
「どうしたの？」
「この手はどうしたら...？」
「あぁー、嫌だった？」
「嫌とかじゃないんですけど！」
お昼ご飯食べてる他の部署の社員さん
(※私には三宅健親衛隊に睨まれてるように見える)
めちゃくちゃ見られてますし！
ほら、目の前の食堂のおばちゃんにも！
「あら、健ちゃんいらっしゃい！」
「どーもどーも。あれ、おばちゃん痩せた？なんか綺麗になっちゃって！」
「もー、イケメンの健ちゃんに言われちゃーね！」
厨房の奥の方でもあはは！と笑い声。
三宅さんってほんとに誰とでも仲良くて
誰にでも愛されてると伝わる。
持ち前の天性の明るさもあるけれど
支えてくださってるパートの方にも
忘れずに感謝をしたいという礼儀。
律儀な彼による、誰にも簡単にできない技。
「ところでその子は彼女かい？」
「え？！」
「まだ、ね？まだ彼女じゃないもんね」
「ま、まだ？」
「新人ちゃん、健ちゃんはいい男だよー？」
「なかなか振り向いてくれないの。こうやってこの子は俺のだよ？ってみんなに見せびらかして歩いてるのに。」
メッセージを送られてるような目線と共に
繋がれた手がいきなり持ち上がるから、私の心拍も上昇。
時々三宅さんは冗談か本気か分からないことを言う。
ああ、まだ心臓のバクバクが止まらない。
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珊瑚(プロフ) - pipi_kpさん» コメントありがとうございます(*´˘`*)♡職場にV6を上司に欲しいですよね(´TωT｀)これからも楽しんで頂けたら幸いです＜(_ _)＞ (2022年2月17日 23時) (
レス) id: 50e08aa314 (このIDを非表示/違反報告)
pipi_kp(プロフ) - こんな上司たち、かっこよすぎる。憧れます……！！！ (2022年2月17日 21時) (レス) id: acd025d66c (このIDを非表示/違反報告)
珊瑚(プロフ) - ◎さん» コメント&嬉しいお言葉ありがとうございます；；楽しんで頂けて嬉しいです(*ˊᵕˋ*)2月からまた更新再開していくので、これからもご愛読頂けると嬉しいです☺️ (2022年1月24日 16時) (レス) id: 50e08aa314 (このIDを非表示/違反報告)
◎ - 6人のそれぞれの魅力が楽しめられて、いつもにやにやしながら、何度も読み返させていただいてます!素敵なお話をありがとうございます。無理せず、珊瑚さんのペースで頑張ってください!!陰ながら応援しています🙇 (2022年1月23日 0時) (レス) @page15 id: 20f3b31112 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：珊瑚 | 作成日時：2021年3月4日 22時
