第九話 ページ10
貴女side
まだ頭痛いや……。
あの人が全部を奪った。…油断したんだ。
あの人なら大丈夫って。安心だって思った。
全部…間違いだった。
隣で歩いてる佐疫さんの外套を優しく引いた。
何もかもが怖くなったから。
佐「…どうしたの？」
さっきとは全然違う天使みたいな顔をこっちに向けた。
貴「そうやってころころ表情変えるのはずるいと思います…。」
佐「じゃあ…どういう俺が好き？」
貴「…ノーコメントで。」
佐「…そういえばさ、何で記憶無かったんだろうね。…不思議だよ。」
…それは…ね。佐疫さん。
貴「何で…でしょうね。」
やっぱり…言えないよ。
貴方達が…傷付くだけだもん。
信じてもらえすらしないよ。
……貴方達と私ではあの人への感情は正反対な程違うんだもの。
佐「ここ…だよ。…気をつけてね。」
斬「くそっ！！待てっ！！！！」
貴「…斬島…さん？」
佐「…だね。追いかけようか。」
貴「…はいっ！！」
中に入ると1つの物体が目の前を通り過ぎて行った。物凄い速さで。
その後ろを斬島さんが追いかけていた。
斬「Aっ？！なぜ此処に居る？！」
貴「そんなことより…あれ。捕まえればいいんですか？」
斬「いけるか？」
貴「この長い間修行してたんですよ？…見ててくださいよ。」
弓を構え、すぐに矢を放つ。
見事物体の足らしき部位に矢が刺さる。
？「ｸﾞｱｱｱｯ!!」
斬「よくやった。」
佐「上手くなったね。」
貴「頑張りましたから。」
何がしたいんだろう。あの人は。
全員の記憶をこの事が無かったかのように戻した。…ほんとに分からない。
2人からそっと背を向けて逆方向へ歩き始めた。
貴「ねぇ…貴方は何がしたいんですか？
………災藤さん？」
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琳耀(プロフ) - ねむねむさん» まじですか…？！あわわわ！！頑張らなきゃ…！！！ありがとうこざいまする！！、 (2017年10月16日 18時) (
レス) id: ced5e0aad6 (このIDを非表示/違反報告)
ねむねむ - 琳耀さん» 見ます！ちゃんと見ますよ！ (2017年10月16日 18時) (レス) id: 7ee805d977 (このIDを非表示/違反報告)
ねむねむ - 琳耀さん» 待ってます！ (2017年10月13日 1時) (レス) id: 7ee805d977 (このIDを非表示/違反報告)
琳耀(プロフ) - ねむねむさん» 1度検索で探してもらって出ないようだったら設定で見れないようになってる可能性があるので諦めてもらうことになります…。1度検索してみてください！ (2017年9月26日 6時) (レス) id: ced5e0aad6 (このIDを非表示/違反報告)
ねむねむ - 私も、その１８のものみたいのですがどうすればみれますか？ (2017年9月25日 22時) (レス) id: 7ee805d977 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琳耀 | 作成日時：2017年4月6日 20時
