第三十四話 ページ36
田噛side
あと……1日。
田「…A…、はよ。今まで顔出せなくて悪い。…最期だから…平腹と…来た。」
平「よっ！」
田「…昨日はな、みんなでお前の部屋の整理をした。これから佐疫と木舌が任務に行くから。」
平「お前の部屋すっきりしててあんまり片付けるもの無かったなー。あ！でもこれあったぞ！」
そう言って平腹はAの墓にビンの中に入った金木犀の花を置いた。
田「なぁ…A、お前が死んだのは俺達が悪かったのか？無理矢理獄卒に入らせたようなもんだったろ。」
平「……何で…死んじまったんだよ…。」
田「ほんとだよ。…俺は止められなかった罪を背負わなきゃいけねぇってのに何であと1日で消えちまうんだよ……。」
平「Aー、俺さぁ、この何百年田噛が泣いたとこ見たことねぇんだぜ？それなのに、お前ってすげーな、あの田噛泣かせるなんてよ。」
田「…うっせー。俺だって泣く時は泣く。最後にお前を抱きしめたかった。苦しいって思われるくらいずっと……。」
平「何か実感湧かねーよなぁ。明日起きたらAの記憶ねぇんだよなぁ。」
田「俺もだ。…それなら忘れるまでずっと起きてたい。」
平「田噛そんな起きてられんのかよ。」
田「どーだろうな。…肋角さんに呼ばれてるからもう行くな？ずっとここに居たかったが…悪い。」
平「っしゃ、俺も行くかぁ。じゃーな。来世はいい人生送れよ！」
ーーー
次の日
佐「あれ、田噛。おはよ。珍しいね、こんな早起きするなんて。」
田「おー、何か目ぇ覚めた。」
平「おっはよー！なーなー！田噛ー！今日非番だろ？遊びいこーぜ！！」
田「あぁ？…だりぃ……。」
キ「あら、今日非番なの？なら、お使い頼んでもいいかしら？」
平「行く行く！！！…なっ？行こーぜ！」
田「あー…分かったよ……。」
何か今日無駄に目覚めいいんだよな…。
昨日何かあったか…？
いつも通り起きて肋角さんに呼ばれたから向かって書類整理してたくらいだろ…。
まぁ…いいか。たまには商店街に出るのも悪くはねぇな。
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琳耀(プロフ) - ねむねむさん» まじですか…？！あわわわ！！頑張らなきゃ…！！！ありがとうこざいまする！！、 (2017年10月16日 18時) (
レス) id: ced5e0aad6 (このIDを非表示/違反報告)
ねむねむ - 琳耀さん» 見ます！ちゃんと見ますよ！ (2017年10月16日 18時) (レス) id: 7ee805d977 (このIDを非表示/違反報告)
ねむねむ - 琳耀さん» 待ってます！ (2017年10月13日 1時) (レス) id: 7ee805d977 (このIDを非表示/違反報告)
琳耀(プロフ) - ねむねむさん» 1度検索で探してもらって出ないようだったら設定で見れないようになってる可能性があるので諦めてもらうことになります…。1度検索してみてください！ (2017年9月26日 6時) (レス) id: ced5e0aad6 (このIDを非表示/違反報告)
ねむねむ - 私も、その１８のものみたいのですがどうすればみれますか？ (2017年9月25日 22時) (レス) id: 7ee805d977 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琳耀 | 作成日時：2017年4月6日 20時
