第三十一話 ページ33
田噛side
獄都の者は1ヶ月で輪廻の輪に乗り、存在が消える。…あと1ヶ月で俺たちからAの記憶が消える。…アイツが遺したもの全てが無くなる。
佐「…大丈夫？！田噛！！母親亡者終わった……よ……え…？」
木「…どうした…田噛……？……あ…」
田「Aが…っ……死んだ……自分の短刀で…心臓…をっ…貫いた……。」
…俺は……泣いていた。泣くなんて何時ぶりだ。
…でも…我慢が出来なかった…。
田「…コイツ…最期に、デスクの中を見ろって言ってた……。俺は…そっちに行く。」
斬「悪い…！遅くなった…！！」
佐「肋角さん？！」
谷「…災藤さんっ！！」
斬「…田噛……？」
谷「A？！…おい！どういうことだ！！」
田「…自分で心臓を貫いた。俺の前で。」
…肋角さんは何で倒れてる？
田「…コイツの部屋に遺書がある。…行くぞ。」
抹本と平腹も連れて、俺達は上司2人を部屋に寝かせてからAの自室へ行った。
…これか。
田「あったな。…読むぞ。」
ーーー
皆さんへ
まさかまた手紙を書くことになるとは思ってませんでした。…私は皆さんに謝りたいこと、感謝したいこと沢山あります。…言いたいことも。
時間が無いので1人1人に書くことは出来ないですが、ほとんど皆さん共通なので簡潔に済ませますね。
とりあえず、皆さんごめんなさい。
私は嘘を吐いてました。…あと1ヶ月すれば記憶は無くなりますよね。だから、深くは言いません。…今までたくさんの迷惑をかけました。…ごめんなさい。
そして、皆さんありがとうございました。
未熟で駄目駄目な私を最後まで見守ってくれました。…嫌になりましたよね。私は皆さんに凄く感謝してます。
最後に、皆さん大好きです。
短い間でしたが、一緒に仕事ができて楽しかったです。…個性的な皆さんと出会えたことがほんとに嬉しかったです。ありがとうございました。
…私のことについては災藤さんが詳しく知ってます。…知りたかったら聞いてみてください。
私は…皆さんに出会えてよかったです。
…さようなら。これからも頑張ってください。
A。
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琳耀(プロフ) - ねむねむさん» まじですか…？！あわわわ！！頑張らなきゃ…！！！ありがとうこざいまする！！、 (2017年10月16日 18時) (
レス) id: ced5e0aad6 (このIDを非表示/違反報告)
ねむねむ - 琳耀さん» 見ます！ちゃんと見ますよ！ (2017年10月16日 18時) (レス) id: 7ee805d977 (このIDを非表示/違反報告)
ねむねむ - 琳耀さん» 待ってます！ (2017年10月13日 1時) (レス) id: 7ee805d977 (このIDを非表示/違反報告)
琳耀(プロフ) - ねむねむさん» 1度検索で探してもらって出ないようだったら設定で見れないようになってる可能性があるので諦めてもらうことになります…。1度検索してみてください！ (2017年9月26日 6時) (レス) id: ced5e0aad6 (このIDを非表示/違反報告)
ねむねむ - 私も、その１８のものみたいのですがどうすればみれますか？ (2017年9月25日 22時) (レス) id: 7ee805d977 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琳耀 | 作成日時：2017年4月6日 20時
