第三十話 ページ32
災藤side
…ふふっ……堕ちたか。
…あれだけ口で言っても身体と脳はお母さんと同じになりたかったようだ。
悪魔の囁きでもしてこようかな。
ーーー
災「堕ちたみたいだね。……力を使う気にはなったかい？」
貴「……っ！！」
災「肋角を気絶させたのも君だろう？…悪い子だ。」
貴「あ…っ……あ……。」
災「…もう獄卒はやめたみたいだ。…ここで殺せば…転生されるんじゃないか？」
佐「…っ！…俺は…この子を…」
田「うだうだしてんなよ。……殺るぞ。」
木「…おれも……パス。…流石に無理だ。」
田「ちっ…使えねぇ。母親殺ってろ。俺はこいつと向き合う。」
佐「…ありがとう。…木舌、行こう。」
木「あ…あぁ。」
田「…ざっくりいくか、苦しんで死ぬか、ぐっちゃぐちゃになるか。どれがいい。」
貴「…あ……あぁ…あ…」
田「災藤さん何吹き込んだんですか。…俺の話聞いてくれないんですけど。」
災「私は何も？」
田「……は？…おい…生きてんのか。」
災「…なに？」
貴「………。」
田「おい！」
貴「…ぁははっ……あはははははははっ！！！」
災「うﾞっ……？！」
何だ……？身体が…おかしい…！
ドサッ！！
田「災藤さん？！」
貴「うるさいの。耳障りなの！！！邪魔…しないでよ。」
ひゅっ！！！
ザグッ！！！
ーーー
田噛side
田「っ！…っぶねぇな…。」
貴「…ねぇ…田噛さん……私っ…謝らなきゃいけないこと…沢山…あって…！」
田「…A？！大丈夫か？！」
貴「…えへへっ…無理っぽい…ですけど……私の部屋の……デスクの中…見てください……手紙が…入って……る…んで……」
ざしゅっ！！！！
田「おいっ？！A！！」
アイツは…自分の短刀で心臓を…貫いた。
……深く…白の軍服が紅に染まっていった。
田「馬鹿じゃねぇのかっ？！おい！！」
貴「…最初から……こうすれば…よかった…ん…です……。私は……皆さんに…沢山…迷惑……を…」
田「喋んなっ！！馬鹿！！」
…大量の血がAと俺を染めていった。
貴「肋角…さんと……災藤さんに……ごめんなさいって……言いたかった…もちろん……みんな…にも…。…田噛…さん…ごめん…なさ…い…大好き…です…。」
田「…っ！！馬鹿……喋んなよ…」
貴「みんなにも……よろしく…お願いします…」
そのまま…Aは息を引き取った。
…Aが死んだ。……自分で…死んだ…。
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琳耀(プロフ) - ねむねむさん» まじですか…？！あわわわ！！頑張らなきゃ…！！！ありがとうこざいまする！！、 (2017年10月16日 18時) (
レス) id: ced5e0aad6 (このIDを非表示/違反報告)
ねむねむ - 琳耀さん» 見ます！ちゃんと見ますよ！ (2017年10月16日 18時) (レス) id: 7ee805d977 (このIDを非表示/違反報告)
ねむねむ - 琳耀さん» 待ってます！ (2017年10月13日 1時) (レス) id: 7ee805d977 (このIDを非表示/違反報告)
琳耀(プロフ) - ねむねむさん» 1度検索で探してもらって出ないようだったら設定で見れないようになってる可能性があるので諦めてもらうことになります…。1度検索してみてください！ (2017年9月26日 6時) (レス) id: ced5e0aad6 (このIDを非表示/違反報告)
ねむねむ - 私も、その１８のものみたいのですがどうすればみれますか？ (2017年9月25日 22時) (レス) id: 7ee805d977 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琳耀 | 作成日時：2017年4月6日 20時
