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第十七話 ページ19

貴女side


災藤さんから言われたことを頭の片隅に置いておきながら、6日鍛錬に励んだ。


出発は明日だ。


災藤さんは一昨日から現世へ行っている。


2週間は帰ってこないらしい。


肋「今日はここまでにし、明日万全の体制で挑めるように。全員休んでおけ。」


全「はい!!」


木「Aちゃん、これから一緒に散歩しない?」


貴「散歩…ですか?」


木「ちょっと話したいこともあるし。」


話したいこと……?


貴「分かりました。ちょっとだけ待っててください。」


軽く髪の毛整えて、服も新しいのに着替えた。


木「…じゃあ、行こっか。」


貴「ですね。」


それから商店街まで歩いてきた。


貴「そういえば、話したいことって何ですか?」


木「あー…ちょっと思い話になるかも。…大丈夫?」


貴「聞いてみないと分かんないですが。…大丈夫ですよ。」


木「じゃあ、あこに座って話そうか。」


ーーー


木「この前、廊下で泣いてるAちゃんを部屋に返した時、2通の手紙を見たんだ。」


…手紙…?…まさか…!!


木「自分で調べた。肋角さんにも聞いた。筆跡は…災藤さんのだって。」


貴「…見ちゃったんですか……。…それで、どう思いました…?ははっ、みんなに内緒で何年も姿を消したことを怒ってます?…それとも、私なんて嫌いに…」


ちゅ…


木「…んっ……」


貴「……ん…ぁ…」


木「…嫌いになんてならない。むしろ……見直したんだ…。」


貴「…だって……私……私…!」


ぎゅっ…


木「…辛かったよね。……逃げたかったよね。…気づいてあげられなくて本当にごめん。」


貴「…ぅっ……ぁあ…っ…」


だめだ…木舌さんの前で何回泣けばいいんだろ。


木「おれが…もっと君に寄り添ってれば良かった。……君は何も悪くない。」


貴「…私が……悪いんですっ……。」


木「ううん、大丈夫。…ごめんね、こんな重い話しちゃって。」


貴「…いえ…隠してた私も…悪いんです。」


木「明日、頑張ろっか。」


貴「……はい。よろしくお願いします。」


…とうとう明日…か。

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琳耀(プロフ) - ねむねむさん» まじですか…?!あわわわ!!頑張らなきゃ…!!!ありがとうこざいまする!!、 (2017年10月16日 18時) (レス) id: ced5e0aad6 (このIDを非表示/違反報告)
ねむねむ - 琳耀さん» 見ます!ちゃんと見ますよ! (2017年10月16日 18時) (レス) id: 7ee805d977 (このIDを非表示/違反報告)
ねむねむ - 琳耀さん» 待ってます! (2017年10月13日 1時) (レス) id: 7ee805d977 (このIDを非表示/違反報告)
琳耀(プロフ) - ねむねむさん» 1度検索で探してもらって出ないようだったら設定で見れないようになってる可能性があるので諦めてもらうことになります…。1度検索してみてください! (2017年9月26日 6時) (レス) id: ced5e0aad6 (このIDを非表示/違反報告)
ねむねむ - 私も、その18のものみたいのですがどうすればみれますか? (2017年9月25日 22時) (レス) id: 7ee805d977 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:琳耀 | 作成日時:2017年4月6日 20時

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