貧血少女の秘密 2【ky】 (ページ24)

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最終日　8 ページ24

＊Aside

あ…。こんなに楽しい日の最後に、こんな話したらまずいよね…。

『ごめん…、こんな話＿』

謝ろうとする私の頭に手を乗せるキヨ君。
そのまま私の頭を撫でた。

『へ？』

「別に…俺的にはお前のこと知れて良かったと思ってるけど？」

私のことを知れて？

『どうして？』

「ん？

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＿＿＿＿だから。」

刹那、綺麗で大きな花火が打ち上げられた。

『うわぁ！…凄いよ！綺麗！』

「おぉ！こんな盛大にやるもんなんだな」

私達はしばらく花火に見とれていた。
赤色の花火が打ち上げられたとき、ふと気がついた。

『あれ？さっきなんて言ってたの？』

花火が打ち上がると同時に発したキヨ君の言葉が聞き取れなかったのだ。

「……だから…」

『え？』

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「＿＿＿＿好きだから！！」

好き？？

『キヨ君が？私のことを？』

「……。」

無言で頷くキヨ君。

好き…か…。

『私も好きだよ』

何故かキヨ君は私が呟いた言葉に驚いた様だ。

『キヨ君のことも、皆のことも…』

「え…」

再び驚くキヨ君、私何かおかしなこと言ったかな？