カカシ班・伊作と雑渡・兵庫水軍(11) ページ8
鬼蜘蛛丸「先程、貴方方の仲間の子と其方にお声掛け無しに話したお詫びです。宜しければ、ティアナ女王陛下方と召し上がって下さい。マシュマロって言うこの店にある柔らかいお菓子です。お土産用と、お食べになる奴があります。受け取ってくれますか?」
ティアナ「ヴィクトリア姫。お心遣い感謝する。受け取らせて頂こう。お父上に宜しくお伝えして欲しい。」
パウロ「済まない。此方からご迷惑を掛けたのに。喜んで頂戴する。カミル、お前からもお礼を申し上げろ。」
カミル「有り難う御座います。お気遣い感謝致します。」
ヴィクトリアと鬼蜘蛛丸は、それぞれの包みを渡した。驚いたことに、ティアナは自分達の躰の倍近くある綺麗なクリスタルガラスの瓶に入った蜂蜜を軽々と持ち、配下達に渡した。よく見ると、手元が光っている。恐らくは、重さを軽減させる魔法を使っているのであろう。
鬼蜘蛛丸「それと、此方のは味見用に店主さんがご用意してくれました。宜しければ如何ですか?其方のマシュマロと同じ物ですよ。」
鬼蜘蛛丸は、レースペーパーに乗ったマシュマロを差しだした。
パウロ「済まん。カミル、食べたいなら一つ食べてみろ。」
カミル「宜しいんですか?有り難う御座います!じゃあ、これにします!」
オレンジ色のハートの形のマシュマロを指差した。鬼蜘蛛丸はそれを摘まむと、カミルに近づけた。
鬼蜘蛛丸「はい。君たちがやっと抱えられる大きさだね。俺達も食べた事があるんだ。甘くて美味しいよ。」
カミルは受け取ると、その弾力ある柔らかさに驚いていたが、かぷりと食べて、口いっぱいにもしゃもしゃと咀嚼する。そして、
カミル「美味しい…!とっても柔らかくて、優しい味がします!それにこれ、中身に果物の蜜煮が入ってますね。凄いです!」
舳丸「ん?ジャムが入っているだと?前に此処でチョコレートフォンデュに使った奴には、ジャムなんか入っていなかったが?」
店主「ええ。其方は、新作のマシュマロでしてね。熱い紅茶や珈琲とか、パンに乗せてトーストして溶かしたり出来るように、中身に硬めに仕込んだジャムを入れてみたんです。マーマレードやレモンジャム、グレープジャムやイチゴジャムとか。あと色々入っています。一つにつき一種類ですよ。」
間切「凄いな!店主さん、俺達もこれ食べます。追加しますね!」
やがて、運ばれてきたマシュマロと共に菓子を食べ始めた。鬼蜘蛛丸と義丸は紅茶を追加した。
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あやみ - 見てますよ(爆)楽しいです♪ (2020年3月1日 20時) (携帯から) (レス) id: b20f29b230 (このIDを非表示/違反報告)
みこち(プロフ) - あやみさん» お知らせします。兵庫水軍と、空挺ドラゴンズのクロスオーバーを書き始めました。宜しければお越し下さい。 (2020年2月17日 18時) (レス) id: 3f5bca2fa0 (このIDを非表示/違反報告)
あやみ - アーデルハイド姫に軟派したのがバレたら、シャリーフが怒る(汗) (2020年2月15日 12時) (携帯から) (レス) id: b20f29b230 (このIDを非表示/違反報告)
みこち(プロフ) - あやみさん» とんでもないです。コメントいつも楽しみです。二人を出してみます。ナルトや鬼蜘蛛丸達と仲良くなれたら良いな。 (2020年2月15日 12時) (レス) id: 3f5bca2fa0 (このIDを非表示/違反報告)
あやみ - ↓我愛羅はナルト側でしたすみません(ペコリ)ややこしい書き方をすみませんでした(ペコリ)三回の書き込みが長くなってすみませんでした(ペコリ) (2020年2月15日 12時) (携帯から) (レス) id: b20f29b230 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みこち x他1人 | 作成日時:2020年2月5日 16時