【進撃の巨人】...草原？え？そうげん？ソウゲン？ｿｳｹﾞﾝ?そんなの聞いてない() (ページ9)

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8話。リヴァイside ページ9

俺は、審議中にAの腹や顔を蹴りまくった。

...俺を見上げてくるその目は、Aの目は...とても潤っていて、とても――――

いや、俺が女の顔を見て綺麗なんざ思う筈がねぇ。

内心、俺もこいつをこんな目に合わせたくなかった。なぜだかな...
だが、これも作戦のうちだ...
と自分に言い聞かせ、蹴り続けた。

そのせいかハンジにやり過ぎだ、と言われたが、

「躾だ。」

と言っておいた。

...自分でもやり過ぎたと思っている。

だが、Aの傷は、たったの数日で治った。

『あ、リヴァイ兵長も！あーもうイケメn((ぐぇええええ』

本人もこの通りだ。

ハ「...いやー...あんな傷がたったの3日で治るなんて...驚いたよ！！これはもしかして巨人化の能力と何か関係があるのかも！てことで、是非実験に協力してくれないか！！！A！！！」

『勿論！！！！！！

てか私が蹴られたことには触れないんですねハンジさん！』

リ「そういえば、こいつ、巨人化できる能力を持っていたな。」

ハ「そうなんだおおおお！！！これで巨人のことが知れて...人類も巨人に勝利する事g((いってぇぇえ！！！」

リ「興奮してんじゃねぇよクソメガネ」

『ははは！好きなものについて語ると興奮しますよね分かります。
私もリヴァイ兵長のことを考えたり話してたりすると無意識に口角が上がってて話したらきりがないってよく言われてて、あ、リヴァイ兵長はイケメンでかっこよくて強くてイケぼで...』

リ「...」

また始まった。

リ「そんなことより早く食え奇行種ども」

ハ「あ、そうだったね...」

『リヴァイ兵長の言うことだったらなんでも聞きます』

俺は何時もより睨みを聞かせて言った筈だが...

ただもんじゃねぇな。Aは。←

まぁ、こいつは異世界から来たんだと言っていた。
ただもんじゃねえのは確かだ。それに、巨人化できる人間。聞いたことねぇよ、そんなの

だが、こいつの力を使って共に戦えば、大きな戦力になる筈だ。

言ってなかったが、これは今度の壁外調査で実際にやってみるらしい。
俺は反対したが、

Aは承知のことだそうだ。変わってるやつだ...
こいつは、

『壁外調査！？行きたい！いきます！行かせてください！』

と言って、泣いて喜んだそうだ。

ﾁｯ、どこからどこまでクソメガネと同じじゃねぇか

リ「お前らも早く食え」

今日は早く食い終わったな。
そういって俺は、食器を片付けた。