月夜 五十四夜目 ページ15
「嘘をつけ！妹がハノイの騎士と手を組むなど、あるはずが無い！」
「本当だ！彼女はハノイのウィルスに感染した。彼女を元に戻すには、ハノイからその除去プログラムを手に入れるしかない！敵は俺達じゃない！」
「そんな嘘が通用するとでも思っているのか！このまま貴様らを八つ裂きにしてでも、真実を聞き出してやる！」
「……意味の無いことだと思うんだがなぁ」
New Moonもやれやれ、と呆れた顔で首を振る
財前晃はキッ！と俺達(特にNew Moon)を睨むと、「黙れ！それは私が決める！」と叫ぶ
「お前達をいたぶる時間は、いくらでもあるんだ！」
そういうと財前晃は右手をつきだす
すると右手首回りに魔方陣のようなものが展開され、財前の右手が紫色に光った
そのまま財前は右手を握りしめる
するとそれに連動して、New Moonと俺を掴んでいた手が握りしめられ、俺達を圧迫し始めた
「グアアアアッ!?」
【おい!?New Moonは女だぞ!?とうとうそういうのも考えられなくなったか!?】
「ッ!?……だから私もコイツも関係ないと言うておるのに……！おい、財前晃！女に優しくできん奴は、女に嫌われるぞ!?」
AiもNew Moonも叫ぶ
「イグニス……お前はわが社が回収する！」
【何でもかんでも力ずく、か。相当頭に血が上ってんな】
「さぁPlaymaker、New Moon！さっさと喋らないと全身が引きちぎれるぞ！」
「グァアアアアッ!?」
俺もNew Moonも、思わず呻いた
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さくら - 面白いです。更新頑張ってください (2018年9月15日 18時) (
レス) id: 078b8d6a67 (このIDを非表示/違反報告)
あい - この物語は面白くて続きが早く見たいです。 (2017年10月25日 15時) (レス) id: cf9e98bb45 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠伊亞 | 作成日時：2017年9月12日 17時
