検索窓
今日:14 hit、昨日:1 hit、合計:24,625 hit

ページ20

涼「ルームサービスに参りました。」

『涼太…』

男1「ふざけんじゃね…っ…!」

涼「ふざけてんのはてめぇらだろ。」

男1「…ぐはっ…!」





男が涼太に殴りかかったが、そのまま涼太に腕を掴まれて床に叩きつけられた。

そのまま私に視線を向け、男達を睨んだ。





涼「お客様、これはどういうことでしょうか。」

男2「はっ!あんたさ、従業員だろ?
客である俺らにそんなことしていいのか?」

涼「先に殴りかかってきたのはお客様ですから。」

男2「…くそっ!」

涼「それに不法にAを縛って、口封じのためにこの部屋に閉じ込めたりしたら逮 捕・監 禁 罪。」

男3「…なんだよ、脅しか?」

涼「このままわいせつな行為をしていたら、強制わいせつ罪。そうでなくても私への暴行未遂が加わって、間違いなく逮捕です。」

男2「…」





涼太は男に近づいて、小さな声で囁いた。





涼「Aに二度と近づくな。」

男3「わ、わかったから!離せよ…!」

『涼…太……っうぅ…』

涼「もう大丈夫、遅れてごめん。」





男たちが慌てて部屋から出ていって、涼太が腕と足の縄を解いてくれた。





『涼太だったの…?』

涼「ん?」

『高校生になって、倉庫で男の人に捕まったとき助けてくれたの。龍友くんじゃなかったの?』

涼「…うん、俺だよ。俺が助けたって知ったら、Aの青春に支障が出ると思って先輩に…」

『…ありが…と…っ…』





安心感でまた涙が溢れ出た。
涼太はいつも私を助けてくれるんだね。

▽→←▽



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (49 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
177人がお気に入り
設定タグ:片寄涼太 , GENERATIONS , ヴァンパイア   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

りさ - いえいえ(*^-^*)新作楽しみにしてます(*^-^*) (2020年9月29日 4時) (レス) id: b925f584b2 (このIDを非表示/違反報告)
いくら(プロフ) - りささん» ありがとうございます!なるべく早く更新できるよう、頑張りますね! (2020年9月24日 22時) (レス) id: 34d49d678f (このIDを非表示/違反報告)
いくら(プロフ) - 片寄楓さん» ありがとうございます!書いた甲斐がありました(笑) (2020年9月24日 22時) (レス) id: 34d49d678f (このIDを非表示/違反報告)
りさ - えっいつの間に完結になってたの?本当はもっと読みたかったけど新作楽しみにしてます(*^-^*) (2020年9月23日 0時) (レス) id: 76aa5cadc8 (このIDを非表示/違反報告)
片寄楓(プロフ) - 完結おめでとうございます!!涼太くん推しなのでこのお話は読んでいてドキドキしました(≧∇≦)何度も読み返したくなる作品です。またいつか別のお話、楽しみにしてます(>_<) (2020年9月20日 15時) (レス) id: a5a37dc932 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:いくら | 作成日時:2020年4月6日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。