恋 ページ20
涼「ルームサービスに参りました。」
『涼太…』
男1「ふざけんじゃね…っ…!」
涼「ふざけてんのはてめぇらだろ。」
男1「…ぐはっ…!」
男が涼太に殴りかかったが、そのまま涼太に腕を掴まれて床に叩きつけられた。
そのまま私に視線を向け、男達を睨んだ。
涼「お客様、これはどういうことでしょうか。」
男2「はっ!あんたさ、従業員だろ?
客である俺らにそんなことしていいのか?」
涼「先に殴りかかってきたのはお客様ですから。」
男2「…くそっ!」
涼「それに不法にAを縛って、口封じのためにこの部屋に閉じ込めたりしたら逮 捕・監 禁 罪。」
男3「…なんだよ、脅しか?」
涼「このままわいせつな行為をしていたら、強制わいせつ罪。そうでなくても私への暴行未遂が加わって、間違いなく逮捕です。」
男2「…」
涼太は男に近づいて、小さな声で囁いた。
涼「Aに二度と近づくな。」
男3「わ、わかったから!離せよ…!」
『涼…太……っうぅ…』
涼「もう大丈夫、遅れてごめん。」
男たちが慌てて部屋から出ていって、涼太が腕と足の縄を解いてくれた。
『涼太だったの…?』
涼「ん?」
『高校生になって、倉庫で男の人に捕まったとき助けてくれたの。龍友くんじゃなかったの?』
涼「…うん、俺だよ。俺が助けたって知ったら、Aの青春に支障が出ると思って先輩に…」
『…ありが…と…っ…』
安心感でまた涙が溢れ出た。
涼太はいつも私を助けてくれるんだね。
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りさ - いえいえ(*^-^*)新作楽しみにしてます(*^-^*) (2020年9月29日 4時) (レス) id: b925f584b2 (このIDを非表示/違反報告)
いくら(プロフ) - りささん» ありがとうございます!なるべく早く更新できるよう、頑張りますね! (2020年9月24日 22時) (レス) id: 34d49d678f (このIDを非表示/違反報告)
いくら(プロフ) - 片寄楓さん» ありがとうございます!書いた甲斐がありました(笑) (2020年9月24日 22時) (レス) id: 34d49d678f (このIDを非表示/違反報告)
りさ - えっいつの間に完結になってたの?本当はもっと読みたかったけど新作楽しみにしてます(*^-^*) (2020年9月23日 0時) (レス) id: 76aa5cadc8 (このIDを非表示/違反報告)
片寄楓(プロフ) - 完結おめでとうございます!!涼太くん推しなのでこのお話は読んでいてドキドキしました(≧∇≦)何度も読み返したくなる作品です。またいつか別のお話、楽しみにしてます(>_<) (2020年9月20日 15時) (レス) id: a5a37dc932 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いくら | 作成日時:2020年4月6日 23時