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私の興奮と戸惑いは家に帰ってもおさまらなかった。
『なんで今さら…絶対涼太だよね？どうして？』
龍｢A…｣
『ねぇ…龍友くんは知ってたの？知ってて私を…』
龍｢…｣
『どうして何も言わないの…？』
龍友くんは何も言わずにただうつむくだけだった。
でも知っていたのに5年も経ってから私に会わせるなんて変だ。きっと龍友くんも混乱してるだけ。
そう思うことでしか、自分をしずめられなかった。
『…今日はもう寝るね。』
龍｢わかった。｣
『ちょっと疲れてるのかも。ごめんね。』
龍｢気にせんでええから、おやすみ。｣
私は龍友くんが出ていってからも眠れなかった。
『そうだ…』
窓を開けて涼太と出会った時のことを思い出した。
私はあの頃から大きく変わった。強くなった。
なのに、また戻ろうとしている。
『今日も綺麗な満月…でも、もう来てくれないんだね。』
外を見ても何も変わらない。
ひとつ、またひとつと家の灯りが消えていく。
私もあんな風に簡単に、記憶が消せればいいのに。
『もうやめよう。私は今も幸せなんだから。』
これまで涼太が教えてくれたこと。
何度も救ってくれたこと。一緒に過ごした日々。
それは涼太がいなくなった今も変わらず私の中にあるんだ。
『今までありがとう。』
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りさ - いえいえ(*^-^*)新作楽しみにしてます(*^-^*) (2020年9月29日 4時) (
レス) id: b925f584b2 (このIDを非表示/違反報告)
いくら(プロフ) - りささん» ありがとうございます！なるべく早く更新できるよう、頑張りますね！ (2020年9月24日 22時) (レス) id: 34d49d678f (このIDを非表示/違反報告)
いくら(プロフ) - 片寄楓さん» ありがとうございます！書いた甲斐がありました（笑） (2020年9月24日 22時) (レス) id: 34d49d678f (このIDを非表示/違反報告)
りさ - えっいつの間に完結になってたの？本当はもっと読みたかったけど新作楽しみにしてます(*^-^*) (2020年9月23日 0時) (レス) id: 76aa5cadc8 (このIDを非表示/違反報告)
片寄楓(プロフ) - 完結おめでとうございます！！涼太くん推しなのでこのお話は読んでいてドキドキしました（≧∇≦）何度も読み返したくなる作品です。またいつか別のお話、楽しみにしてます(>_<) (2020年9月20日 15時) (レス) id: a5a37dc932 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いくら | 作成日時：2020年4月6日 23時
