生得領域 ページ13
その夜
普段は睡眠せずとも生きていけるが、封印を解かれたばかりということもあり体への負担が大きくつい眠りについてしまっていた
?「おい、女」
『ん〜?』
声がして目を覚ますとそこは真っ赤な空間だった
?「俺を無視するなど不愉快だ」
声の方へ目を向けると骨の山に座る1人の男がいた
『あらぁ?貴方が宿儺?』
宿儺「許可なく見上げるな
そして俺の名前を呼ぶな」
『あらん、手厳しいのね♡
同じ特級同士仲良くしましょ?』
宿儺はふんっと鼻で笑って答える
宿儺「口を慎め
お前と俺が同じなど図に乗るなよ」
『あら、そうね。ごめんなさい♡
貴方の方が弱かったわね』
その瞬間とてつもない殺気を飛ばされる
普通なら殺気に当てられて呼吸が出来なくなったり、最悪の場合死んだりすることもあるのだが、朔夜は平気だった
『やん、怒っちゃ折角のいい顔が台無しよ?
だって事実でしょう?妾は人間の体なんだもの』
宿儺「…ほう」
『皆勘違いしているようだけど、妾は死んだ訳では無い。封印される前も人間の体だった。呪いでつくられた存在ではないの。』
宿儺「…お前が何千年もの時が過ぎても呪霊にならなかったのはお前が仙女だからか」
そう、実はこの女人間でも呪霊でもなく、妖でありながら仙女になった存在だったのだ
『…さすがね。
そうよ?妾は何年の間月の光を浴びて、そして修行を積み、トップレベルの仙女となったのよ!!!』
宿儺「面白いでは無いか。
仙女とは戦ったことがないんでな。
どれ、少し遊んでやろう」
その言葉とともに私の体は引き裂かれた_____
____________
朔夜さんが「封印される前も人間の体だった」というのは、人間の体を器にしていた、という意味です!
105人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ともちん(プロフ) - るるるsさん» コメントありがとうございます!皆様のご期待に添えるように頑張ります! (2021年6月19日 1時) (レス) id: e352eff0e8 (このIDを非表示/違反報告)
るるるs - 更新楽しみにしてます! (2021年6月18日 17時) (レス) id: 7f6b75982b (このIDを非表示/違反報告)
ともちん(プロフ) - はっちaさん» わー!初コメありがとうございます!拙い文章なりに頑張って更新していきます! (2021年5月19日 0時) (レス) id: e352eff0e8 (このIDを非表示/違反報告)
はっちa - こうゆうの探してましたを更新頑張ってください! (2021年5月13日 9時) (レス) id: 4c88008713 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:朔夜 | 作成日時:2021年3月14日 2時