僕は何 ページ33
？視点
家から飛び出して海に出た
もしかしたら僕も
お父さん見たいに殺されるかも
そう思ったら怖くなって
今まで自分がどれだけ
世間知らずだったかを思い知った
裏社会で僕に賞金を賭けて探している
そのせいか
何度も裏切られた
目の色が珍しいから売ろうとする大人
目の色を見て
捕まえようとしている大人
親切な振りをして近ずいてくる
このまま生きていても……
逃げて
裏切られては
逃げて
ここまで無事なのが奇跡みたいなもんだ
このまま生きていても
捕まって利用されるか
貴族や天竜人の奴 隷
母さんに見つかりでもしたら……
僕が逃げ着いた先は
グレイターミナル
不確かなものの終着駅とも言われている
ﾊﾊ僕にピッタリな場所じゃないすか
鼻がおかしくなりそうな匂いがする
ゴミ山を出て山に入る
見た事ないほど大きな生き物
綺麗だけど不気味な森
……まぁ
そんな森の中を歩いていると
綺麗な海が見える場所に出た
崖になっていて落ちたらタダでは済まないだろう
こんな綺麗な場所で死 ねるなら
そんな馬鹿なことを考えながら
その場に腰を下ろした
しばらくぼーと海を眺めていたら
？『早く遅いぞ』
？｢待てや！！ﾊｱﾊｱ早い｣
後ろから騒がしい声が聞こえた
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すずねこ - 面白かったです (2022年6月5日 16時) (
レス) @page42 id: 7959e43801 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モチ作 | 作者ホームページ：http://AA96
作成日時：2021年2月7日 18時
