船から落ちて目が覚めると何故か室町に来ていた、あれ？お頭は？？？

3話 ページ5

「ワンピースってこのワンピース？？」

そうしんベヱが言うと一瞬にしてフリフリのピンク色の"ワンピース"に着替えた


『ううんそっちの"ワンピース"じゃないよ…あーざっくり言うと僕たちの世界の大秘宝…』

「大秘宝？！？！」

目を銭にしてヨダレを垂らし…
きり丸さてはお金好きだな

「きりちゃん落ち着いて…あのAさん貴方一体何者なんですか？？」


『僕？僕はね……海賊だよ』

にやりと笑う僕を見て乱太郎達は身を寄せて震えていた



「「「か、海賊ぅぅぅう？！？！？！」」」


『あはは、大丈夫、僕たちスペード海賊団は無闇矢鱈に一般人に危害は加えないよ』


「え？そうなんですか？なんか海賊らしくない…」

『ふふ、お頭が優しいからね。優しい人のところには優しい人が集まる…』


「つまりAさんも優しいってことですね！」

『ふ、ありがとう』

『あ、それよりこの辺に宿はない？』


「宿ですか？宿なら町にありますけど…Aさんお金あるんですか？」


…僕のポケットには何も入っていない


『…』


「あははその様子だとないみたいですね」

小さい子供に初めて苦笑いされた

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