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「お礼を言われるようなことじゃないよ、了平。友香も京子ちゃんも俺たちにとって大切な子達だし、守るのも当然だ。
2人は元気だよ。ハルやイーピンもいるから、女子同士で絆を深めてるんじゃないかな。きっとクロームともすぐ打ち解けると思う」
何せこれからもしばらくは問答無用の共同生活が続くのだ。クロームだけは前線で戦う守護者として異質だが、きっと問題ないだろう。
それに、友香もいる。この世界の京子ちゃんとよーく似ていて、それなのに、何故かとても大人びている……俺の不思議な幼なじみ。
もちろん戦いでではないが、俺は彼女以上に強い女性を知らない、と思う。友香に任せておけば大丈夫た。
骸やクロームが前世より守護者たちと仲良くはなくても、女の子達にとっては大した問題にはならないはずだ。
クロームも、疲弊し切ったであろう身体と精神を、少しでも癒せるといいんだけど。
「……お前がそう言うのなら極限安心だな、家綱。友香がいれば確かに大丈夫だ。俺もそう思うぞ。
さて、田沢、沢田、家綱。既に、ジャン二ー二の、暗号通信の解読が終わているようだぞ。せっかくだし繋いでみるとしよう」
「そうですね、了平先輩。……ジャン二ー二、頼む」
「おまかせあれ、10代目」
ジャン二ー二が快諾し、目の前のモニターを見上げる。暗号通信解読完了、とコンピュータ言語で文字が表示されているのがわかった。
……そうか、そういえば、ここいらでヴァリアーから通信が入るんだよな。
俺の記憶だと、了平……いや了平さんがここに来たのは、ヴァリアーからの伝言を預かって帰国した時で、そして暗号通信が繋がった後だった。
(まあ、何せ数十年前の記憶だし、というか……そもそもここパラレルワールドだし)
俺の記憶があてになるのとならない時がある。
残念ながら俺の頭はさほど良くないので、記憶が正しいのだと断言はできないし、大した問題はないんだけど。
『う゛お゛おおぉぉい！！！』
……と、そこまで考えた、その刹那。
耳を劈く大音声がモニタールームに響き渡り、ビビり気質の俺とツナは反射的に引っ付きあってしまう。
その声に、ミツ君とラルが眉をつりあげた。
「相変わらず礼儀を知らない奴らだな。少しはものを考えて声を発したらどうだ？」
「聞くに耐えん。ジャン二ー二、音量を下げろ！」
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やっさん - さにー☆彡さん» この、小説とは、別件ですが、夏の嘘の記憶を読ませていただきました。最後の大どんでん返しに、あっ！と言わされました。ただ、私、個人としましては、この、小説は現実になる可能性は十分あると思いました。素晴らしい内容でした！！ (2019年6月20日 20時) (携帯から) (
レス) id: 6ef490f023 (このIDを非表示/違反報告)
やっさん - さにー☆彡さん» ストレートに書けば、ページ切れで、インタビューから、続編♪♪ですね笑。 (2019年4月17日 6時) (携帯から) (レス) id: 6ef490f023 (このIDを非表示/違反報告)
やっさん - さにー☆彡さん» うわー。大激戦開始！？どうなるか、滅茶苦茶楽しみです♪♪その前に、ＣＭ（ﾊﾞｷｯ）・・・これは、余談です。 (2019年4月16日 20時) (携帯から) (レス) id: 6ef490f023 (このIDを非表示/違反報告)
さにー☆彡(プロフ) - 緑川みりりさん» コメントありがとうございます……！！前から見ていただいていたとか……凄く嬉しいです！！これからもよろしくお願いします！！ (2019年4月9日 17時) (レス) id: 632d3b069c (このIDを非表示/違反報告)
緑川みりり(プロフ) - はじめまして！ さにーさんの作品は前々から拝見させて頂いていたのですが、なかなかコメントする機会がなくて…とても面白いです！ これからも頑張って下さい！ 長文失礼しました。 (2019年4月9日 17時) (レス) id: d43794b904 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さにー☆彡
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hovel/AKOwww1
作成日時：2018年10月23日 19時
