インタールード ページ2
「
「こことは完全に異なる世界、つまり異世界ってことだよ♪ ……ボンゴレもなくて、もちろん綱吉クンもいない。
それはつまり、どっかで分岐した
家宣の問いにあっさりと答えた白蘭だったが、その表情は軽い声音に対してとても硬かった。
さっきの話だけど、と彼は続ける。
「ボンゴレは、7年前、梨奈チャンの力の『覚醒』によって、大きな進歩を遂げた。
それはつまり、他に並ぶもののない武力の確保であり、綱吉クンの長年の悲願だったわけだけど、
それによって、彼の野望＿＿＿＿『マフィアボンゴレを終わらせる』というものから離れてしまったワケだ」
悲願と野望の矛盾。それがあったから、綱吉はボンゴレから去ろうとしたのだ。
確かにマフィアは強大になった。それは先程から言われていた彼の悲願＿＿＿＿『梨奈が自分の力に縛られなくなるようにしたい』というものが叶ったからだ。
結果、ボンゴレは最強の力を手にした。
……沢田梨奈は、特殊な体質の持ち主だ。
体内には無尽蔵に炎エネルギーが蓄えられており、永遠に垂れ流し続けてもなんら体調に変化がない。
しかし、彼女は幼い頃からこの体質のせいでずっと縮こまって過ごしていた。
梨奈の力はチェッカーフェイスが危ぶむほどのもの。高純度過ぎる炎はボンゴレリングさえも、一度炎を灯すだけで砕いてしまう可能性が高い。
そして、それだけではなく……彼女の炎はまるで太陽風のように、意図せずとも周りを焼き尽くしてしまうのだ。
コントロールなど出来るはずがない。
そのはずだったのだが、7年前＿＿＿＿とある抗争によって、梨奈は自身の力をある程度制御することを可能にした。
「ペッカートファミリー。……ボスは、父さんと、恭弥おじさんと、骸おじさんが3人がかりでも倒せなかった……」
家宣もよく覚えていた。
ボンゴレ最強の3人でも倒せなかったボスだから、力の制御が出来ない梨奈が出ざるを得なかった。
そしてその過程で彼女は『覚醒』したのだが……抗争を仕組んだのは、例の『とある人物』だったのだ。
「アルベルト・ル・ヴェーネレ……。
私の、実の兄です」
雲雀Aが、そう呟いた。
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やっさん - さにー☆彡さん» この、小説とは、別件ですが、夏の嘘の記憶を読ませていただきました。最後の大どんでん返しに、あっ！と言わされました。ただ、私、個人としましては、この、小説は現実になる可能性は十分あると思いました。素晴らしい内容でした！！ (2019年6月20日 20時) (携帯から) (
レス) id: 6ef490f023 (このIDを非表示/違反報告)
やっさん - さにー☆彡さん» ストレートに書けば、ページ切れで、インタビューから、続編♪♪ですね笑。 (2019年4月17日 6時) (携帯から) (レス) id: 6ef490f023 (このIDを非表示/違反報告)
やっさん - さにー☆彡さん» うわー。大激戦開始！？どうなるか、滅茶苦茶楽しみです♪♪その前に、ＣＭ（ﾊﾞｷｯ）・・・これは、余談です。 (2019年4月16日 20時) (携帯から) (レス) id: 6ef490f023 (このIDを非表示/違反報告)
さにー☆彡(プロフ) - 緑川みりりさん» コメントありがとうございます……！！前から見ていただいていたとか……凄く嬉しいです！！これからもよろしくお願いします！！ (2019年4月9日 17時) (レス) id: 632d3b069c (このIDを非表示/違反報告)
緑川みりり(プロフ) - はじめまして！ さにーさんの作品は前々から拝見させて頂いていたのですが、なかなかコメントする機会がなくて…とても面白いです！ これからも頑張って下さい！ 長文失礼しました。 (2019年4月9日 17時) (レス) id: d43794b904 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さにー☆彡
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hovel/AKOwww1
作成日時：2018年10月23日 19時
