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とにかく早く俺たちも
状況説明室のある執務階層に辿り着くと、執事たちやメイドたちが振り返り、
ガムシャラに走っている私たちを見て「若！？」「ボス！？」と驚いたように声を上げた。
返事をしている間も惜しい。その声を聞かないふりをして、私たちは状況説明室の扉を開け放った。
「10代目……家宣様、お嬢様」
「Aおば様！ ペッカートがもう攻めてきたって……本当ですか！？」
……状況説明室には、もう既に各守護者や同盟ファミリーのトップの面々が揃っていた。
変わっているのは、巡くんや骸さん、ランボ兄など、ミラノ支部やフィレンツェ支部で前線部隊を任されている幹部達の姿が見えない点。
それから緊急招集だったためか、群れを嫌う恭香さんや雲雀さんも、個人ルームではなく部屋の隅で話を聞く体勢だった。
Aおば様の隣にはやはり副指揮である遥弥先輩の姿はなく、わかっていたことなのに気持ちが落ち込んだ。
「本当です。副指揮、それから『
あなたがたの修行に影響があれば、大事でございます故」
「……っ」
『電子の氷城』。初代雪の守護者である、フィオレンティーナさんの意識体が司る、ボンゴレの機密プログラムの名前だ。
遥弥先輩と、Aおば様と、フィオレンティーナさん。
その超人的な頭脳ゆえに『
襲撃予定の早まりの可能性を聞けば、きっと私たちは取り乱し、不安で修行に身が入らなかっただろう。
……それでも、なんだか悔しい。
わかってるけれど、やっぱり私たちは、守られるべき存在なのだと言われているようで。
「大丈夫ですよ、お嬢様」
「え？」
「これまで、よく頑張ってこられたと遥弥と……リボーン様よりお聞きしております。
これから私どもは、お嬢様たちに沢山、助けてもらうことになるでしょう。どうかお力を貸してくださいませ」
ふわりと微笑み、Aおば様が私たちに席をすすめる。
……励ますようなその言葉は、私の心に深く沁み渡った。
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やっさん - さにー☆彡さん» 余談、最後のインタビュー、ティナちゃんの禁句に汗。もう少しで、病院送り！？が・・・笑！？ (2019年4月14日 11時) (携帯から) (
レス) id: 6ef490f023 (このIDを非表示/違反報告)
やっさん - なに！！？この、戦争！？の裏に、アベルト・ル・ベーネ・・・・・！？しかも、計略？！ (2019年3月16日 7時) (携帯から) (レス) id: 6ef490f023 (このIDを非表示/違反報告)
さにー☆彡(プロフ) - みーさん» おおお……見直しをしていないのがバレましたか……。自分でもチェックしてみますが、今どうしても気になる、というのがあれば教えてください←（そして返信遅れてすみません…） (2018年7月7日 21時) (レス) id: 7528447bd9 (このIDを非表示/違反報告)
みー - いつも登下校中に楽しく読ませていただいています！楽しみではあるのですが、その、少し誤字が多くて読みづらいです…。結構箇所が多かったので、見直しと訂正をお願いしたいです。お話自体は本当に好きなので！更新待ってます！ (2018年6月14日 22時) (レス) id: 042acd99ca (このIDを非表示/違反報告)
すすき - さにー☆彡さん» ありがとうございます！ 参考にします！ 梨奈の活躍待ってます！ (2018年4月29日 10時) (レス) id: 48e4898fb0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さにー☆彡
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hovel/AKOwww1
作成日時：2018年4月13日 7時
