194 ページ3
＿＿＿＿正平兄はそう言ってくれたけど、もちろん全体ではそうはいかなかった。
翌日には再びボンゴレ、ミルフィオーレ、シモン、それからキャバッローネの4つのファミリーでのブリーフィングが招集され、
私たち11代目ファミリー、及びそれぞれの修行に励んでいた10代目ファミリーも当然そこに列席されることになった。
「予想の範囲内ではあるけど、やっぱり嫌なことしてくるねー、ペッカートのボスは♪」
部屋に集まった面々を見渡しながら、もぐもぐとマシュマロを咀嚼している白蘭おじ様が言う。
予想の範囲内？ と私とツナ先輩、それからお兄ちゃんは顔を見合わせる。
っていうことはつまり、Aおば様と遥弥先輩は、予想より早い小競り合いを予測済みだったの？
「……白蘭、お前の言えたことか？」
「やだなあγ君、それはパラレルワールドのボクのことでしょ？ そんな呆れた顔しないでよ♪」
「ですがγの言う通り、ペッカートファミリーが私たちの嫌がることを知り尽くしているのは確かです。
過去の記憶を弄られるのは、時間軸を大切にしている私たちにとっては大打撃になってしまいますから」
「それにこの時代のツナ君たちも帰ってこられなくなるし、25年前のツナ君たちは過去に戻れなくなるよ」
全ファミリーのボスたちの表情もそれぞれ固く、厳しく顰められている。
それを見て私たちは更に蒼白になり、体を縮める。やっぱり怖いよ。すごく怖い。
「そういえば遥弥が見当たらねーな。Aさん、あいつはいったい何処にいったんですか？」
「襲撃の報せが入ってからすぐにフィレンツェへ飛びました、ドン・キャバッローネ。
一度本部に退避させていた支部の構成員とともに、一足先に敵の部隊を殲滅させる作戦の指揮を執っています」
「ただの先遣隊に対して遥弥も動かなきゃならねーとは……。
やっぱりあいつが一人で撃退した【
ええ、と頷いたAが最高幹部のリストを確認する。
強さの序列が完璧に決まっている訳では無いが、雲の最高幹部が最弱だったのは間違いない。
一番強いのはもちろんボスである【
部下が強いのは当然だろう。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 247人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「リボーン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
やっさん - さにー☆彡さん» 余談、最後のインタビュー、ティナちゃんの禁句に汗。もう少しで、病院送り！？が・・・笑！？ (2019年4月14日 11時) (携帯から) (
レス) id: 6ef490f023 (このIDを非表示/違反報告)
やっさん - なに！！？この、戦争！？の裏に、アベルト・ル・ベーネ・・・・・！？しかも、計略？！ (2019年3月16日 7時) (携帯から) (レス) id: 6ef490f023 (このIDを非表示/違反報告)
さにー☆彡(プロフ) - みーさん» おおお……見直しをしていないのがバレましたか……。自分でもチェックしてみますが、今どうしても気になる、というのがあれば教えてください←（そして返信遅れてすみません…） (2018年7月7日 21時) (レス) id: 7528447bd9 (このIDを非表示/違反報告)
みー - いつも登下校中に楽しく読ませていただいています！楽しみではあるのですが、その、少し誤字が多くて読みづらいです…。結構箇所が多かったので、見直しと訂正をお願いしたいです。お話自体は本当に好きなので！更新待ってます！ (2018年6月14日 22時) (レス) id: 042acd99ca (このIDを非表示/違反報告)
すすき - さにー☆彡さん» ありがとうございます！ 参考にします！ 梨奈の活躍待ってます！ (2018年4月29日 10時) (レス) id: 48e4898fb0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：さにー☆彡
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hovel/AKOwww1
作成日時：2018年4月13日 7時
