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「A、今日からは私が沢山遊んであげるわ！ リンタロウは変態だけど、厭なことされたら私がとっちめるからね！」
「エリスちゃぁん、私酷いことなんてしないよう」
「あまーいお菓子も、可愛いお洋服も沢山あるわ！ Aは可愛いからきっと何でも似合うわよ」
『ほんと？ うれしい』
じゃあエリスちゃんもいっしょに着ようね、と笑い合う二人を見て、森がだらしなく表情を緩ませる。
「Aちゃん、私の事も好きに呼んで構わないからね」
『じゃあ……治兄と、中也兄でもいい？』
「勿論だよ！ 嗚呼、可愛いなあAちゃんは」
「え、俺もかよ」
自分も関係あるのかと驚いて片眉を跳ねさせた中也に、Aが戸惑ったように『だめ？』と彼を見上げた。
天使のような容貌の幼女の上目遣い、そして
「……否、ちょっと驚いただけだ。宜しくな、A」
『うん！』
中也にわしゃわしゃと頭を撫でられて、嬉しそうにはにかむAを見て、太宰が軽く唇を尖らせる。
そして向こうで一緒に遊びましょ、と執務室の外へと出ていくエリスと彼女を見送ると、
……緩んでいた空気がすぐに張り詰めたそれに戻る。
「
全く情報が速いものだよ、一応は表舞台で活躍する財団とはいえ、彼らは完全に裏社会と繋がっているのだろうね」
「例の風紀財団委員長……雲雀恭弥とのですか」
中也の言葉に、いや、と軽く森はかぶりを振る。
「雲雀恭弥は今不在だと云われたよ。委員長代理として、副委員長の草壁哲矢が来るそうだ」
「……それは随分と無礼な話ですね」
ポートマフィアの縄張りで行われたこととはいえ、武器密造をしていた組織を殲滅してくれと頼んできたのはあくまで先方、風紀財団だ。
此方で会談で出席するのが首領である以上、向こうも同格の長を出すのが礼儀というもの。
思わずというように眉を顰めた中也に、森は少しだけ苦く笑った。
「まあ、こちらが幹部で対応するということも出来なくはないのだけどね。
何せ向こうは各国の政治家に繋がりを持つ『表の組織』だ、機嫌を損ねるのは此方としても都合が悪い。何も云わずに迎えるのが合理的なのだよ」
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さにー☆彡(プロフ) - きなっちょさん» ありがとうございます！リボーンと文ストのクロスもっと増えてほしい…楽しんで頂けたなら幸いです！！ (2019年7月11日 19時) (
レス) id: 632d3b069c (このIDを非表示/違反報告)
きなっちょ(プロフ) - ものすごく面白かったです！文ストとREBORN!!のクロスオーバーってあんまりないからこれ見て感激した(^^) とにかく設定が凄い…( ；∀；) (2019年7月10日 13時) (レス) id: 9d0e711e2b (このIDを非表示/違反報告)
さにー☆彡(プロフ) - やっさんさん» わざわざありがとうございます笑 実は元々リボーンの子でしたので、かなりややこしいです。年に触れると怖いです笑 (2019年3月3日 10時) (レス) id: 632d3b069c (このIDを非表示/違反報告)
やっさん - 全て、読みました。夢主の実態は、ややこしいですね。文ストだけに、ヤバい話ですが、陽気なヤバさで面白いです。それに、しても、夢主さん、かわいい姿をして、怒らせると、滅茶苦茶怖い！！滝汗。 (2019年3月3日 9時) (携帯から) (レス) id: 6ef490f023 (このIDを非表示/違反報告)
さにー☆彡(プロフ) - futureblue�鏡い気�» ありがとうございます！！ どちらも面白いですよね！ 続編書いたらぜひ、よろしくお願いします！！ (2018年4月27日 19時) (レス) id: ec1d0032bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さにー☆彡
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hovel/AKOwww1
作成日時：2018年4月2日 11時
