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＿＿＿＿友香はそう言うなり。
彼女の手が素早く動き、懐から何か取り出したかと思えば、その刹那、莫大な黄色の光の奔流が辺りを呑みこんだ。
「これはっ！？」
思わずというように桔梗が叫び、跳躍して彼女から距離を取る。
その場にいた正一君や近くにいたスパナ、急行してきたミツ君が驚愕しつつ目を覆い、光から顔をそむけたのが見えた。
＿＿＿＿
瞬間、聞こえてきたのはイタリア語にしては構成が滅茶苦茶で、それでいて規則性のある、意味を持つ音。
俺は、知っている。この音の並びを。黄色の光を。
かつての義兄と、甥……そして妻が扱っていた癒しの幻獣のための謳。
それは
「急に呼び出してごめんなさい、はじめ」
『構わぬよ妹君。貴女もわたしの主だからな』
光が消えて、眩しそうに目を開いた桔梗が息を吞んだのがわかった。
それも当然だろう。俺もどうして、あれがここにいるのかさっぱりわからない。
……あるいは、とうに理解していたのに……理解できていないふりをしていたのかもしれないが。
「なんなのです、それは……
「はい。特殊ボンゴレ匣、晴一角獣のはじめです。もともとはわたしの兄のものですけど、特別に借りてきちゃったんです」
「バカな！ ボンゴレが匣開発技術で我々に先行しているなどありえない！ 神話の生物を作り出したなど……！」
動揺する桔梗を前に、彼女は困ったように微笑みながら立ち上がった。そして隣に立つ一角獣の黄色の鬣を優しく撫でた。
それを見て、俺の横のツナが目を剥く。
「友香先輩、傷が治ってる……！？」
「友香……！？ 極限、何が起こっているのだ！？」
わからないだろう。彼らには決して。
でも、俺にはわかる。大空の匣の中で、フェイも喜んでいるのがわかる。
そうだよなあ、お前たちは一緒に生まれた兄弟みたいなものだもんな。また会えて、嬉しいよな。
(ああ、そうだったのか。気付いてやれなくて……ごめんな)
頭の中で白蘭が、役に立たない超直感だね、と嗤っている。
その薄笑みが腹立たしかったが、彼女がここに来るきっかけがあいつにあると思えば、怒りよりも感謝が勝った。
(京子。俺の、最高の奥さん)
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さにー☆彡(プロフ) - みっきーさん» あわわわ……………ずっと死んでいて申し訳ない………もしかしたら復活するかもなので リボーンの時をお待ちくださると嬉しいです…… (11月12日 17時) (
レス) id: 9e23474db1 (このIDを非表示/違反報告)
みっきー(プロフ) - この作品が好きすぎてもう何周目か分かりません笑 作者様のペースで構いませんのでいつか更新お待ちしております*ˊᵕˋ* (11月10日 14時) (レス) id: 39298dc62b (このIDを非表示/違反報告)
月夜 - はじめまして。この作品1日で読んじゃいました。続編楽しみにしています！作者様のペースで頑張ってください！ (2023年1月18日 23時) (レス) @page50 id: 67498ba261 (このIDを非表示/違反報告)
ラウル - 続編があるのか？！この話すごきだから楽しみしている。頑張ってほしい (2022年10月17日 20時) (レス) @page50 id: 33b2563cc3 (このIDを非表示/違反報告)
やっさん(プロフ) - さにー☆彡さん» もう、続編が、ないのかと、半分諦めていましたが、まだ続きが、あるのですね。まだ、時間が、必要かもしれませんが、楽しみに待っています(^^♪。 (2022年9月11日 23時) (レス) id: a424e1a16c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さにー☆彡
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hovel/AKOwww1
作成日時：2020年1月30日 8時
