インタールード ページ48
衝撃的な出会いがあったのは、それからすぐのことだった。“こちらの世界の白蘭”が彼女の前に姿を現したのだ。
「や！ 京子チャン」
「びゃ……白蘭さんっ！」
いつもの通り軽い調子でマシュマロを食み、いきなり自宅を尋ねてきた白い男は、さも当然のように、友香の“かつての”……あるいは“本当の”名前を呼んだ。
友香は白蘭に接触することに尻込みしていたが、その心配は杞憂だったのだ。
いわく――“こちらの世界”の白蘭とユニは、“1回目の世界”の記憶を保持している、と。
「いちお、綱吉クン、あ、家綱クンのことね……にも、渡したんだけど、コレ持っていってよ。ボクは“海”としての立場上、あんまりこっちには関われないからさ♪」
あ、綱吉クンには君のことを話してないよ。
彼には自分で気づいてもらわなきゃね♪
そう言って彼は、“1回目の”笹川了平が持っていた晴の守護者の特殊ボンゴレ匣――Aが開発した強力な匣兵器だ――を渡した。はじめ、と名の付いた
「頼むよ、京子チャン。……わかってると思うけど、もう綱吉クンには時間がないんだ。そろそろどうにかしないと、もう連れ戻せなくなっちゃうからね」
＊
＿＿＿＿そうして。
友香は、『10年後の未来の世界』へと踏み込んだ。あるいは、『かつて自分が生きた世界』へと。
(2回目の、世界)
私が殺されたあとの、世界。
友香がこの世界が自分の“前世”の続きの世界であることに気がついたのは、10年バズーカで飛ばされ、比較的すぐのことだった。
何せ、イレギュラーであるはずの自分と、田沢光貞がいたのだから。
……そして何より、家綱と綱吉が、友香の知っている通りの『死に方』をしていた。
(なぜか、私は行方不明ということになっている、みたいだけど……)
これは光貞の工作か、あるいは白蘭の工作か。……いや、気にするべきはそこではない。
そう。この世界が“続き”の世界であるならば、まだかつて築いたユニと白蘭との繋がりが生きているはずだ。
特にユニ、未来視の能力を持つ彼女であれば……“転生した友香がまたここを訪れること”を予知しているかもしれない。
(どうにかして、ユニちゃんに接触しなきゃ。
でも、ミツくんに気づかれないように、ヒミツの話をするには……どうすれば？)
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さにー☆彡(プロフ) - みっきーさん» あわわわ……………ずっと死んでいて申し訳ない………もしかしたら復活するかもなので リボーンの時をお待ちくださると嬉しいです…… (11月12日 17時) (
レス) id: 9e23474db1 (このIDを非表示/違反報告)
みっきー(プロフ) - この作品が好きすぎてもう何周目か分かりません笑 作者様のペースで構いませんのでいつか更新お待ちしております*ˊᵕˋ* (11月10日 14時) (レス) id: 39298dc62b (このIDを非表示/違反報告)
月夜 - はじめまして。この作品1日で読んじゃいました。続編楽しみにしています！作者様のペースで頑張ってください！ (2023年1月18日 23時) (レス) @page50 id: 67498ba261 (このIDを非表示/違反報告)
ラウル - 続編があるのか？！この話すごきだから楽しみしている。頑張ってほしい (2022年10月17日 20時) (レス) @page50 id: 33b2563cc3 (このIDを非表示/違反報告)
やっさん(プロフ) - さにー☆彡さん» もう、続編が、ないのかと、半分諦めていましたが、まだ続きが、あるのですね。まだ、時間が、必要かもしれませんが、楽しみに待っています(^^♪。 (2022年9月11日 23時) (レス) id: a424e1a16c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さにー☆彡
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hovel/AKOwww1
作成日時：2020年1月30日 8時
