3 【NOside】 ページ5
方眼の形態から、一気にケリをつけようとしたのだろうか。
しかし瞬間、堅く収斂したウミヘビを割るように、オレンジ色の閃光が迸る。その形状は
あまりにも眩い、目が灼かれそうだ。
……だが逸らさない。見逃すわけにはいかない。
「
淡々とした声が紡がれたその瞬間、ウミヘビのかたまりが石化して崩れながら砕かれた。
＿＿＿＿中から現れたのは、黒のマントを纏い、冴え冴えとした瞳でトリカブトを見下ろす、光貞。
「
だが違和感があった。
“彼”の時は匣アニマルが顔を出したはずだ。だが光貞は大空の匣の、“アニマル”の形態を見せていない。
「……入江さん、ボンゴレ
ミツくんのアニマル、私、見えなくて……入江さんは見えましたか？」
「いや、見えなかったよ。多分、あの中で既に
あのウミヘビの中で。……わざわざ先に変えていたのか。
では、と友香は尋ねた。
「入江さんは、ミツくんの匣アニマルがどんな子なのか、わかりますか？ 」
「……そういえば、確かに彼の匣アニマルについては聞いたことがないな。
彼は一度も匣アニマルを暴走させたことがないようだし、誰かが手助けしてたわけでもないからね。
ミツ君の匣アニマルがどんな動物なのかは僕も知らないよ。というか、基本誰も知らないんじゃないかな。リボーンさんはどうだろう」
「ちなみに、ウチも知らない」
「そうですか……」
肩を落としてもう一度、基地ユニット内に取り付けられたモニターを見上げる。
しかし彼はすぐにマントを匣にしまうと、そのまま火をともしたグローブでトリカブトに殴りかかり、あっさりと撃退させてしまった。
冷たい瞳だ。……そこに滲むのは、XANXUSとはまた違う、氷のような殺気と、冷たい闇色の支配欲。
「興味があるのかい？」
「えっ？ ……えっと、はい。お兄ちゃんのアニマルはカンガルーだったし……なんとなく……」
曖昧に答えながら、友香は眉を寄せた。
＿＿＿＿彼がアニマルを見せなかった意味はなんだろう。
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さにー☆彡(プロフ) - みっきーさん» あわわわ……………ずっと死んでいて申し訳ない………もしかしたら復活するかもなので リボーンの時をお待ちくださると嬉しいです…… (11月12日 17時) (
レス) id: 9e23474db1 (このIDを非表示/違反報告)
みっきー(プロフ) - この作品が好きすぎてもう何周目か分かりません笑 作者様のペースで構いませんのでいつか更新お待ちしております*ˊᵕˋ* (11月10日 14時) (レス) id: 39298dc62b (このIDを非表示/違反報告)
月夜 - はじめまして。この作品1日で読んじゃいました。続編楽しみにしています！作者様のペースで頑張ってください！ (2023年1月18日 23時) (レス) @page50 id: 67498ba261 (このIDを非表示/違反報告)
ラウル - 続編があるのか？！この話すごきだから楽しみしている。頑張ってほしい (2022年10月17日 20時) (レス) @page50 id: 33b2563cc3 (このIDを非表示/違反報告)
やっさん(プロフ) - さにー☆彡さん» もう、続編が、ないのかと、半分諦めていましたが、まだ続きが、あるのですね。まだ、時間が、必要かもしれませんが、楽しみに待っています(^^♪。 (2022年9月11日 23時) (レス) id: a424e1a16c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さにー☆彡
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hovel/AKOwww1
作成日時：2020年1月30日 8時
