インタールード ページ38
どこにも、いない。
笹川友香という存在が。
「……そう、でしたか、」
だからこそ白蘭は自分に興味を持ったのだ、と友香は納得した。
でなければ、ミルフィオーレほどのファミリーのボスが、一CEDEF構成員に直接会うはずがないのだから。
「そう、でしょうね」
そして、友香は驚かない。なぜなら、笹川友香という存在は本来、いないのだから。
笹川友香とは、本質は、笹川京子の同一存在。同じ世界に存在することは、有り得ない。
「……驚かないんだね。むしろそれが当然だとでも言いたげだ♪」
「ドン・ミルフィオーレのおっしゃる通り、それが当然だと考えてますから」
「俄然興味が湧いてきた」
白蘭が道化の仮面を剥いだ。
「キミの正体を教えてよ。
そうすれば、キミの望みを叶えてあげよう」
＿＿＿＿わざわざ単身に乗り込んでくるからには、ボクに望むことがあるんだよね？
そう言い、にんまりと笑う彼はまさに、白い悪魔。
＿＿＿＿だが。
「わかりました。私の正体を言います。
信じ難いことだと思うかもしれないけど、それでも……あなたなら信じてくれますよね？」
彼のためなら、悪魔に魂を売ってでも。
友香は最後の最後まで、味方でありつつも夫の＿＿沢田綱吉の好敵手であり続けた白の悪魔に、ボンゴレ夫人らしく美しく微笑んでみせた。
＊
「＿＿＿＿別世界からの、転生者。いや、憑依者と言うのが正しいのかな？ 死んでないんだもんね♪」
「多分、そうだと思います」
完全に別世界ではないが、パラレルワールドともまた違う
友香はここの世界をそういうものだと判断した。
「私の世界には、『田沢光貞』も『沢田家綱』も存在しません。
そして、この世界には、私の世界にいるはずの人が、いないんです。
ツッ君……主人の終生の参謀だった雪の守護者、雲雀Aさんが」
「雪の守護者……」
「初代と、11代目、12代目の3人だけですけど……。皆『
デーチモの参謀をしていたのは11代目の子でした」
よく、思い出せる。
一つ年下の、驚く程に美しい女性だった。
そして彼女と雲雀恭弥の息子が、京子とツナの娘と婚約したのだ。
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さにー☆彡(プロフ) - みっきーさん» あわわわ……………ずっと死んでいて申し訳ない………もしかしたら復活するかもなので リボーンの時をお待ちくださると嬉しいです…… (11月12日 17時) (
レス) id: 9e23474db1 (このIDを非表示/違反報告)
みっきー(プロフ) - この作品が好きすぎてもう何周目か分かりません笑 作者様のペースで構いませんのでいつか更新お待ちしております*ˊᵕˋ* (11月10日 14時) (レス) id: 39298dc62b (このIDを非表示/違反報告)
月夜 - はじめまして。この作品1日で読んじゃいました。続編楽しみにしています！作者様のペースで頑張ってください！ (2023年1月18日 23時) (レス) @page50 id: 67498ba261 (このIDを非表示/違反報告)
ラウル - 続編があるのか？！この話すごきだから楽しみしている。頑張ってほしい (2022年10月17日 20時) (レス) @page50 id: 33b2563cc3 (このIDを非表示/違反報告)
やっさん(プロフ) - さにー☆彡さん» もう、続編が、ないのかと、半分諦めていましたが、まだ続きが、あるのですね。まだ、時間が、必要かもしれませんが、楽しみに待っています(^^♪。 (2022年9月11日 23時) (レス) id: a424e1a16c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さにー☆彡
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hovel/AKOwww1
作成日時：2020年1月30日 8時
