インタールード ページ37
＊
＿＿＿＿白蘭率いるジェッソファミリーと、ユニ率いるジッリョネロファミリーの会談があり、
その二つのマフィアが統合され、ミルフィオーレファミリーとなったのはそれから少し後のことだった。
ユニは見事操られた振りをして白蘭の軍門に降り、ジッリョネロファミリーはブラックスペルと名を変え、ミルフィオーレファミリーに所属することになった。
そして。
友香は。
「＿＿＿＿ようこそ、笹川友香チャン？」
「初めまして、ドン・ミルフィオーレ」
『この世界』にて初の、白蘭との対面を果たしたのであった。
「ボンゴレファミリーの門外顧問機関の構成員が、ボクに会いに来るとはね〜♪ 面白いから面会の許可出しちゃったよ」
「ありがとうございます」
「いーよ、そんなかたくならなくて。実はボク、キミに興味あるんだ♪」
いくらユニが作った『パイプ』があるとはいえ、そう上手く面会まで辿り着けるかどうかは未知数だった。
恐らく、こんな前代未聞のことがまかり通ったのは、絶対的支配者である白蘭当人が友香に興味を持った――それが大きな要因なのだろう、と友香は思う。
その証拠に、彼は友香に会うなりこう言った。
「ボクは、マーレリングの支配者だ。だから、パラレルワールドの情報を得ることが出来る」
突然の、マーレの力の暴露。
なぜ敵になるかもしれない相手に情報を言うのかと訝る友香に、彼は「これを話さないと始まらないからね」と笑う。
「パラレルワールドだからね、世界の様子は違っても、時間軸が同じ場合大体はそこにいる人間のメンツって変わらないんだ♪
そりゃね、事故で死んでたり、色々あって多少変わる場合があるんだけど、イレギュラーで死んでたりする人間も、どこかしらの世界で生きてたりする。
でもね、キミは違うんだよ」
白蘭が紫水晶の瞳を音もなく細める。
鋭い殺気。探るような視線。……友香は緊張にごくりと唾を飲み込んだ。
＿＿＿＿横軸、
「だってキミは、この世界以外のどこのパラレルワールドにも存在していない。故にボクは、キミを知らない。
キミはね、友香チャン。完全なイレギュラーなんだよ♪」
だから、聞きたかったんだ。
「＿＿＿＿キミは何者なのかな？」
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さにー☆彡(プロフ) - みっきーさん» あわわわ……………ずっと死んでいて申し訳ない………もしかしたら復活するかもなので リボーンの時をお待ちくださると嬉しいです…… (11月12日 17時) (
レス) id: 9e23474db1 (このIDを非表示/違反報告)
みっきー(プロフ) - この作品が好きすぎてもう何周目か分かりません笑 作者様のペースで構いませんのでいつか更新お待ちしております*ˊᵕˋ* (11月10日 14時) (レス) id: 39298dc62b (このIDを非表示/違反報告)
月夜 - はじめまして。この作品1日で読んじゃいました。続編楽しみにしています！作者様のペースで頑張ってください！ (2023年1月18日 23時) (レス) @page50 id: 67498ba261 (このIDを非表示/違反報告)
ラウル - 続編があるのか？！この話すごきだから楽しみしている。頑張ってほしい (2022年10月17日 20時) (レス) @page50 id: 33b2563cc3 (このIDを非表示/違反報告)
やっさん(プロフ) - さにー☆彡さん» もう、続編が、ないのかと、半分諦めていましたが、まだ続きが、あるのですね。まだ、時間が、必要かもしれませんが、楽しみに待っています(^^♪。 (2022年9月11日 23時) (レス) id: a424e1a16c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さにー☆彡
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hovel/AKOwww1
作成日時：2020年1月30日 8時
