インタールード ページ34
ジッリョネロファミリーと接触するのは、友香が当初考えていたよりも早くに成功した。門外顧問機関の名を向こうが知っていたからだ。
それもそうか、と友香は思う。代々ジッリョネロのボスを務めているのは大空のアルコバレーノだと言う。
アルコバレーノとボンゴレは、距離が近いとまではいかないが、特殊な繋がりがある。ボンゴレの門外顧問機関のことをアルコバレーノのボスが承知していてもおかしくはない。
「はじめまして、私がユニ。若輩者ではありますが、ジッリョネロファミリーの現ボスです」
「お……お初にお目にかかります、ドンナ・ジッリョネロ。私、笹川友香といいます。ボンゴレ門外顧問機関CEDEFの関係者です」
そして、友香が会ったのは、アリアが死んだ直後、ボスに就任したばかりのユニだった。
まさか、いくら門外顧問機関の関係者とはいえ、伝統あるマフィアのボスにこんなに早く会えるとは、友香も思っていなかったのだが＿＿どうやらユニ自身が会うことを決めてくれたらしい。
「友香さん、どうかそんなに畏まらないでください。私のことは、ユニと」
「ボス」
「いいんです、γ。友香さんは、私たちに大切なことを伝えにきてくれたんだから。危険な方ではありません」
友香に向かって、邪気のない優しい笑顔を向けるユニを、γが苦い声で咎めた。しかし彼女は首を振って受け流す。
驚いたが、そういえば、ユニちゃんは未来を予知する力があったんだったっけ……と友香は思い出す。
どうやら彼女が友香に会おうと思ってくれたのは、予知能力でこちらの話を知ったからだったようだ。
「……驚かないんですね」
「え？」
突然ユニにそう言われ、面食らって友香は目を丸くする。
なんのことだろう、と心の中で首を傾げると、彼女は穏やかな笑顔のままで言う。
「今のやりとりを、不自然だと感じていないようでしたから。どうしてわかったのかと、驚いた様子を普通の方は見せるはずですよね」
「……！」
その通りだ。友香は自分の振る舞いの『失敗』に気づいて少しだけ焦る＿＿確かに、ただの一関係者が、彼女の予知能力について知っているのはおかしい。
だが、違う意味で捉えればこれは話の糸口になる。
友香はぐっと拳を握ると、「ユニちゃん」とまだ幼いアルコバレーノのボスの名を呼んだ。
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さにー☆彡(プロフ) - みっきーさん» あわわわ……………ずっと死んでいて申し訳ない………もしかしたら復活するかもなので リボーンの時をお待ちくださると嬉しいです…… (11月12日 17時) (
レス) id: 9e23474db1 (このIDを非表示/違反報告)
みっきー(プロフ) - この作品が好きすぎてもう何周目か分かりません笑 作者様のペースで構いませんのでいつか更新お待ちしております*ˊᵕˋ* (11月10日 14時) (レス) id: 39298dc62b (このIDを非表示/違反報告)
月夜 - はじめまして。この作品1日で読んじゃいました。続編楽しみにしています！作者様のペースで頑張ってください！ (2023年1月18日 23時) (レス) @page50 id: 67498ba261 (このIDを非表示/違反報告)
ラウル - 続編があるのか？！この話すごきだから楽しみしている。頑張ってほしい (2022年10月17日 20時) (レス) @page50 id: 33b2563cc3 (このIDを非表示/違反報告)
やっさん(プロフ) - さにー☆彡さん» もう、続編が、ないのかと、半分諦めていましたが、まだ続きが、あるのですね。まだ、時間が、必要かもしれませんが、楽しみに待っています(^^♪。 (2022年9月11日 23時) (レス) id: a424e1a16c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さにー☆彡
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hovel/AKOwww1
作成日時：2020年1月30日 8時
