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「いよっし！ 極限、戻ってきたぞっ！ 大丈夫か家綱！」
「っ、ありがとう了平……！」
無事に転送システムの下に戻ってくることができた守護者たちは、慌てて並盛へ戻る準備を開始する……システムに炎を送る準備だ。
ミツ君が転送システムを見上げる。そして「やるぞ」とだけ短く守護者たちに声を掛けた。
その言葉を受け、六人の守護者がそれぞれの指輪に炎を灯す。
そしてその炎が集まった光が収束し、貫くように転送システムのど真ん中に送られた。
「一瞬で飛ばされるぞ！ 転送後の衝撃にそなえろ！」
ミツ君が叫んだその刹那、目の前が真っ白になる。同時に、身体が強く引っ張られる感覚。
＿＿＿＿来る。
俺は了平に支えられた体勢のまま、来たるべき衝撃にそなえるために目を強く閉じた。
＊
「行っちゃったねえ」
転送システムが消えた青空を見上げ、白蘭が薄笑みを湛えたまま呟く。
「うまく逃がしたもんだよねえ、骸クン。君がどうしてユニの有用性を知っていたのかは知らないけど。
なんにせよこれが君にとって福と出るかはわからないよ？ 結果的に君は光貞クンを助けたことになる。気分はどうだい？」
「クフフ、聞いてくれますね。最悪ですよ」
自分で選んだことだが、僕としては選ばされた気分だ、と骸が不機嫌そうに零した。白蘭が目を細める。
「田沢光貞ほどマフィアらしい男はいない。利己的で冷徹で残虐だ。全くもって嫌な気分ですよ」
「選ばされたっていうのも言い得て妙だよね。君もXANXUS君も、ある意味では彼のせいで変わらずを得なかった。恐らく雲雀クンや友香チャンも」
「癇に障る言い方ですが、まあ、本当に“迷惑”な男ですよ。ただ後者二名についてはどうでしょうかねえ。彼らは彼らでまた異質だ」
「いやあ、同じだよ。彼女らもきっと『彼』が原因で変わった♪」
白蘭が手を前に突き出した。
三叉の槍で防ぎきれなかった掌底が、骸の身体を貫く。一瞬顔を顰めた骸だったが、「まあいい」と首を振る。
「とりあえずは大空のアルコバレーノを守れた」
「光貞クンについての意見は合うのに立場は逆。全く世知辛いね♪」
「当然でしょう。僕はあなたも嫌いなんですから」
にこり、骸が笑う。
白蘭も笑い返して、手に力を籠める。瞬間、骸は塵となり、風に舞って消えていった。
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さにー☆彡(プロフ) - みっきーさん» あわわわ……………ずっと死んでいて申し訳ない………もしかしたら復活するかもなので リボーンの時をお待ちくださると嬉しいです…… (11月12日 17時) (
レス) id: 9e23474db1 (このIDを非表示/違反報告)
みっきー(プロフ) - この作品が好きすぎてもう何周目か分かりません笑 作者様のペースで構いませんのでいつか更新お待ちしております*ˊᵕˋ* (11月10日 14時) (レス) id: 39298dc62b (このIDを非表示/違反報告)
月夜 - はじめまして。この作品1日で読んじゃいました。続編楽しみにしています！作者様のペースで頑張ってください！ (2023年1月18日 23時) (レス) @page50 id: 67498ba261 (このIDを非表示/違反報告)
ラウル - 続編があるのか？！この話すごきだから楽しみしている。頑張ってほしい (2022年10月17日 20時) (レス) @page50 id: 33b2563cc3 (このIDを非表示/違反報告)
やっさん(プロフ) - さにー☆彡さん» もう、続編が、ないのかと、半分諦めていましたが、まだ続きが、あるのですね。まだ、時間が、必要かもしれませんが、楽しみに待っています(^^♪。 (2022年9月11日 23時) (レス) id: a424e1a16c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さにー☆彡
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hovel/AKOwww1
作成日時：2020年1月30日 8時
