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「……そうみたいですね」
白蘭の言葉に、小さくユニが応えた。そして少し微笑みながら、「白蘭」と声を掛けた。
「ここで決別です」
「残念だなあ。今の君とは、うまくやれそうな気がするんだけど。君と僕の利害は、一致しているように思うけどね♪」
「いいえ、違います。それに、あなたの最終目的はトゥリニセッテを手に入れることなんでしょう。
それならば、私達の決別は必然だった。私はこのおしゃぶりを、仲間たちを渡せない」
はっきりと言い切ったユニの言葉を、白蘭もまた苦笑で受け止めた。
「……だろうね」
「はい。私はあなたのもとを去ります。私達ははじめから仲間ではなかった。あなたがそうしたんです」
「知ってるよ。でも……もちろんそう簡単にいくとは思ってないよね？
君、これからどうするつもりなんだい？」
ユニが眉を寄せ、身構えた。そして大きく息を吸い込んで、後ろにいたボンゴレの面々を見た。
きっと、ミツ君よりも友香、そして観覧席を出て後方に控えていた俺とツナを見ているように思えるのは、気のせいではないだろう。
「お願いします、ボンゴレの皆さん。私を、守ってください」
「なんだって？」
ミツ君が片眉を上げた。信じられない、という表情だった。
というよりは、正気か、という顔だろうか。
「そんないきなり言われて、はいそうですか、わかりましたと言うと思うのか？」
「難しいことはわかっています、田沢さん。ですが、私が白蘭のもとへ連れていかれれば、彼のもとには今度こそトゥリニセッテのうち二つが揃ってしまう。
今の私は、おしゃぶりの真価を発揮しうるから……」
「それは脅しか？ 裏切者はどこであれ裏切る可能性が高い、というこちらの懸念はもちろんわかっているだろう？
君がまた、俺たちを裏切らないとも言い切れない」
「その通りです」
私が裏切らないとは、もちろんあなたたちにはわからない、と彼女は目を逸らさずに応えた。
ミツ君が目を細める。そして険しい顔のまま再び口を開いた。
「なら」
「待て、ミツ。ユニはオレたちのボスだ。
アルコバレーノのボスの信用度はオレが保証するぞ」
「リボーン……」
口を挟んだのはリボーンだった。彼もどこか険しい顔のままだ。
「オレは読心術が使える。いざとなりゃあそれを使えばいい」」
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さにー☆彡(プロフ) - みっきーさん» あわわわ……………ずっと死んでいて申し訳ない………もしかしたら復活するかもなので リボーンの時をお待ちくださると嬉しいです…… (11月12日 17時) (
レス) id: 9e23474db1 (このIDを非表示/違反報告)
みっきー(プロフ) - この作品が好きすぎてもう何周目か分かりません笑 作者様のペースで構いませんのでいつか更新お待ちしております*ˊᵕˋ* (11月10日 14時) (レス) id: 39298dc62b (このIDを非表示/違反報告)
月夜 - はじめまして。この作品1日で読んじゃいました。続編楽しみにしています！作者様のペースで頑張ってください！ (2023年1月18日 23時) (レス) @page50 id: 67498ba261 (このIDを非表示/違反報告)
ラウル - 続編があるのか？！この話すごきだから楽しみしている。頑張ってほしい (2022年10月17日 20時) (レス) @page50 id: 33b2563cc3 (このIDを非表示/違反報告)
やっさん(プロフ) - さにー☆彡さん» もう、続編が、ないのかと、半分諦めていましたが、まだ続きが、あるのですね。まだ、時間が、必要かもしれませんが、楽しみに待っています(^^♪。 (2022年9月11日 23時) (レス) id: a424e1a16c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さにー☆彡
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hovel/AKOwww1
作成日時：2020年1月30日 8時
