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スイートモーニング３ ページ18

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「ちなみに誰と訊いても？」

「たかくん」


たっ…。

うわー、でもわかるわー。

俺より年下だけど大人だもん、雰囲気。


「キスで終わっちゃった。その先なしだよ？お泊まりしたのに」


キスしたんだ…。

まさかメンバーとそういうことしてたなんて。


「Aちゃんは期待してたの？」

「期待はしてなかったけど、流されるならそれでよかった」

「もっと自分大事にしなよ！」


そう言ったらAちゃんはあははって笑った。

笑い事じゃないんだよ！


…そっか、たかにいとキスしたのか。


ぽやんと想像してしまった。

わー、大人のキスだぁ。

いやいや。


「つ、付き合ってたりは？」

「へ？たか？ないない」

「未成年だから？」

「そうだねぇ。わたし犯罪者になりたくないしね」


年齢が、問題だったら。


「俺はいいんだ？」

「あー、そうなるか。どうする付き合う？」


いたずらな瞳でからかってくる。

すっぴんなのになんでそんな色気あるんだよ。

もう、そんなことするとね。


「―――ん」


Aちゃんにキスしちゃうんだから。

嫌がんない、し。

だから調子に乗ってまたする。


「な、なに…？」

「んー、したかったから？」


拒絶されるまで何度もしちゃうよ？


「匠、学校遅刻するよ？」

「んー、いいや」

「いいの？」

「それよりちゅーしたい」


Aちゃんを抱きしめて。

昨日の夜にできなかったこと、今からしてもいい？


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