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藤「…なんだろうな」
予想外にまともに返されて驚いた。
こいつも俺と同じ立場のはず。
でも内面が、違った。
北「Aが好き?」
感情が読み取れない顔、よくすんよな。
考えているのか、俺に隠しているのか。
北「じゃあ俺がAのこと好きって言ったらどうすんの?」
藤「それはやらない」
ずいぶんな独占欲だ。
ずっと体の関係でなんていらんねぇよな。
俺もいつかAから離れないといけないこともわかってる。
藤ヶ谷も、選択のときが来る。
北「まぁ好きなら好きでいいんじゃない?
でも、おまえが本気じゃなかったら、俺が狙いに行くよ」
タバコを灰皿に捨てると、喫煙室を出ていく。
さて、あいつはどう動くかな。
別に藤ヶ谷の背中を押したつもりはねぇけど。
Aのこと好きだって、バレバレ。
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作者名:わたあめなのは | 作成日時:2022年9月20日 15時