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作「夏だし頭やられたな」
瑞「元々変な女だと思ってたけど、ついにやらかしたか」
「すごいディスるな。そんなに嫌なの?」
瑞「こうさぁ、Aのパブリックイメージの問題なんだよ」
高「俺らがこんだけびっくりしたってことは、
ファンのダメージのがすごそう」
橋「清楚?Aが好きって人たちが離れちゃうよ」
「清楚を疑問形で言うな」
自分のこと清楚なんて思ったことないけど、
そうやって思ってくれてた人もいる!…はず。
作「まぁ、でも、これ見てAのファンになるって人もいるだろうね」
猪「グラビアの仕事ガンガン来ちゃうんじゃね…?」
「ガンガン受けよう」
瑞「ねえほんとにやりすぎはやめてよ」
「これ以上大胆な水着は着ないかな。この人みたいに」
瑞「うわー、見せるな!」
別のページのグラビアの子はもっと露出すごい水着着てた。
ぱたんと雑誌を閉じて。
「…クイズ番組の出演控える代わりにさ。
わたしができる仕事探してたんだよね」
猪「…それがグラビアだと」
「前から話は来てたんだけど、断ってたの。
みんなが思ってるように、わたしのイメージじゃないからさ」
「「「…」」」
「新しいことに挑戦したいって思うの、ダメかな」
作「…いい話ふうに終わらせようとしてるけど、
グラビア以外じゃダメだったの?」
「あちゃー、つっこまれたー」
もうこの息の詰まりそうな空気から解放されたーい。
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作者名:わたあめなのは | 作成日時:2022年8月23日 15時