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猪「会議だ会議」
今日はYouTubeの撮影。
始まる前に集合させられわたしが表紙の雑誌がテーブルに叩きつけられた。
猪「なんだこれ」
「わたしが表紙の雑誌」
わたしは座らされ、両側優斗と作ちゃんにきっちりガードされた。
猪「フツーの撮影ならこんなに問い詰めません。水着ってなんですか？」
「脱いでみたかったんです」
高「アウトだよこいつ」
グラビア撮影することはメンバーにも誰にも内緒にしてたんだぁ、うふふ。
瑞「しかもこの水着なんだよ。レースじゃん。見えちゃう」
「肌色のパッド付いてるから見えないよ」
作「腰のところ紐だけじゃん。足の付け根見えちゃってるじゃん」
橋「なんでこのデザインの水着選んだの」
「せっかくのデビューだからインパクトある方がいいかなって」
猪「あと許せないのはこちらの水着もです」
ガリさんがページをめくってバンッと叩いた。
こっちはいたって普通のビキニ。
両手を頭の後ろで組んでるポーズ。
猪「乳が！丸見え！」
「うわ、すごい」
猪「他人事!?」
「大事なところは隠れてるんだしいいじゃん…」
高「A、すっごい大事なこと言うな。
今までおまえは東大卒のインテリ才女として売ってきた。
それがいきなりグラビアだよ。振り幅どうした？」
優斗に肩を掴まれながら。
うーん、と首をかしげてみせる。
「開放しちゃった」
ああっ、とみんなは頭を押さえた。
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作者名：わたあめなのは
| 作成日時：2022年8月23日 15時
