1話 ページ2
『貴方は白ひげをどう思う？』
「命の恩人だな」
『海賊が命の恩人？』
海賊が命の恩人って聞いたことないんだが
脅されているって顔じゃないしな
「あぁ。あの人達がいなきゃ俺達は生きてない。会ったことないなら今日くるんだ。会うと良い」
海賊な命を救われた...か。中々面白い話だ。しかも今日来るときた
何故か懐かしげに目を瞑る店長をみて少し意地悪したくなってしまった
『そうか...それを海軍に言うか？』
「えっ..」
その顔は絶望や驚きが混じった顔をしていた。想像以上に驚いている彼を見て笑いを漏らしてしまった
『ははは..冗談さ元だ』
「よかった」
先程の表情とは異なり安堵した表情になった。表情の変化が少し乏しい自分にとっては少し羨ましい気がしなくもない
少し間を開けて、それと...と付け加えた
『例え、海軍だったとしても捕まえないだろうな』
店長が「それ...」と言いかけたあたりで大きな爆発音がした
少し驚いたが、店長を見ていった
『来たのか？』
「違う。他の海賊だ」
先程のにこやかな表情とは打って変わり、眉を顰めて言う彼
他の海賊...と言う事は賞金稼ぎできると言うことでは
『そうか。なら町の人を守らねばな』
正直うはうはだが、気持ちを抑え店を後にした
少し歩くと港がありそこの近くに例の海賊がいた
『海賊さんここ白ひげの縄張りらしいよ』
「それがどうした」
『それに.....海軍もいるし』
その言葉に顔を歪ませる海賊達
(これは使える...！これからも使おう)
それはそうと会話がないので、ささっと気絶させて海軍に売ろう
そう思って覇気を使ってみた。すると、バッタバッタと倒れていくではありませんか
しかも船長も釣れたようだ
「お、お前覇気使いか！？」
『船長の登場か』
「クソッ覇気か」
そう言って倒れる船長。ものの数分で終わった。早く引き渡してお金貰わないと...
そう思い、歩こうとすると後ろから声が聞こえて振り返ると街の人が沢山いた
「ありがとう！！」
『いえ、皆さんこそ怪我はしてませんか？』
「あぁ君が守ってくれたおかげだ！」
そう言って先程の店長が私の手をブンブンと振った
ここまで来るとちょっと鬱陶しく感じてしまうが心の底から感謝してくれているのだろう。無下には出来なかった
やっと解放された。と一息ついていた
「お前つよいな！！」
そこにあらわれたのは太陽のような子だった
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江華(プロフ) - 泡さん» ありがとうございます！めっちゃ励みになります！ (2020年4月9日 14時) (
レス) id: 7bea1ecf22 (このIDを非表示/違反報告)
泡 - とても面白いです！これからも更新頑張ってください！応援してます！ (2020年4月6日 14時) (レス) id: ce33bd9ddd (このIDを非表示/違反報告)
江華(プロフ) - akane10746さん» ありがとうございます！！こちらこそよろしくお願いします！！ (2019年11月8日 16時) (レス) id: 7bea1ecf22 (このIDを非表示/違反報告)
akane10746(プロフ) - めっちゃ面白いです！今後の展開楽しみです。更新頑張ってください！！！ (2019年11月8日 0時) (レス) id: 8b6a55d887 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：江華 | 作成日時：2019年8月9日 0時
