第106話 ロール可愛い……可愛すぎるby 貴女 ページ17
γ「んん……？思い出したぜ。お前はボンゴレ雲の守護者、雲雀A」
貴「だったら」
やっぱり知ってるか。まぁ私もγのことは知ってるし、アイツが使う武器も知っている。
γ「お前にはうちの諜報部も手を焼いていてな。行動の真意が掴めないとな。匣のことを嗅ぎ回ってるらしいな」
貴「だから何。私は今機嫌が悪いんだ」
暴れるのがよりにもよって私のアジトのすぐ近くだとかふざけてるし、もし神社が壊れたらどうしてくれるの。
γ「なるほどな。やはり仲間がやられると放っておけないか」
貴「まぁ彼らを助けに来たけど、一番は並盛の風紀が汚されていることだね」
γ「！？」
リングに炎を灯す。かなり大きい炎で、人の頭以上の大きさの炎に、γは驚きを隠せないようだ。しかし、
γ「風紀……？まぁ良いさ。敵の守護者の撃墜記録を更新出来るのは嬉しい限りだ。俺も、男の子なんでね」
更新は残念ながら出来ないよ。負けるのはγだからね。
γは匣から二匹の狐が突っ込んでくる。狐は好きなんだよね、可愛くて。でもごめんだけど、今から串刺しになるからね。
ﾄﾞｼｭｳ
こちらもロールで応戦する。空で狐とロールがぶつかり合う。
γ「なんつーパワーだ。これほどの匣ムーブメントをよくそんな三流リングで動かせるな」
貴「これでも小さくしてる方なんだよ」
ﾊﾟｷﾝｯ
γ(波動に耐えきれずリングが砕けた……！)
貴「さぁ私たちも始めようか」
ﾎﾞｯ
ﾄﾞｼｭｯ
トンファーではなくて紫の扇を二つ構えた。
γ(リングを使い捨てにするかよ……こんなやつは初めてだ)
ﾀﾞｯ
γが突っ込んでくる。私は扇を右から左へ振った。
ﾋﾞｭｳｳｳｳ
γ「！？……何だその武器は」
貴「風をかまいたちのようにして攻撃するんだ。結構役立つんだよね」
トンファーも良いけど、外だと非73のせいで体調が万全じゃないから、極力動かないで良い武器を使っている。
振るだけで攻撃出来るから楽なんだ。
γ「なるほど……だがそれは真っ直ぐにしか進めないだろう？なら避ければ良いだけの話だ」
γがショットしてきた。
貴「ああ言い忘れてたけど、私の扇はかまいたちを起こすだけじゃない」
γ「！？」
ﾋﾞｭｵｯ
扇を下から上へ振る。すると目の前には風の壁が出来上がる。
γ「ほぅ……バリアも作れるのか」
貴「さぁどうする？」
第107話 γに勝ったよby 貴女→←第105話 ここからしばらく十年後sideだよby 貴女
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卯月(プロフ) - ナスビさん» ありがとうございます！アンケートに投票してくれたら嬉しいです！ (2017年8月13日 18時) (
レス) id: d4146714dc (このIDを非表示/違反報告)
ナスビ - 面白かったです！オチ獄寺がいいです！ (2017年8月13日 18時) (レス) id: aed1405ed1 (このIDを非表示/違反報告)
卯月(プロフ) - Artemisさん» オチアンケを取ってるのでぜひ投票をお願いします！ (2017年8月11日 7時) (レス) id: d4146714dc (このIDを非表示/違反報告)
Artemis(プロフ) - オチ欲しいです！特に骸さんで (2017年8月10日 22時) (レス) id: 9315822e4d (このIDを非表示/違反報告)
卯月(プロフ) - ゆっくりノワールさん» オチはどうなるか分かりませんが更新情報頑張ります！ (2017年8月8日 16時) (レス) id: d4146714dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：卯月美夜 | 作成日時：2017年8月5日 21時
