第104話 死ぬ気の炎を灯すよby 貴女 ページ15
今はディーノと屋上にいる。草壁とロマーリオもいるけど、二人は屋上のはしっこで何やら話しまくっている。
貴「で、何で屋上に？また修行とかするの？」
ﾃﾞｨ「修行じゃねーよ。だが修行っぽいちゃあぽいな」
修行じゃないのに修行？意味が分からない。
ﾃﾞｨ「お前達が勝ち取ったボンゴレリングに炎を灯すんだ。それの修行だな」
修行じゃん。てか炎？まさか死ぬ気の炎のこと？
貴「炎って？ていうかリングに炎を灯すってどうやって？」
原作読んでて知ってるけど、実際にやったことはあるはずない。覚悟が必要だと言っていたけど、今の私にあるのかな。
ﾃﾞｨ「まぁ感覚でやってみろ。お前なら出来るかもしれねー」
貴「何も教えてくれないんだ。貴方がいる意味ある？」
ﾃﾞｨ「うっ……そ…そう言うなよ」
はぁ……なんかやる前から疲れちゃった。てか炎灯せるのかな。
まあやってみよう。え〜と……覚悟を炎に……だっけ？
覚悟を炎に……覚悟を炎に………………
貴「ムリ。やり方も分からないのに出来るわけがないよ」
ﾃﾞｨ「お前にしては簡単に引き下がるな……なら良いことを教えてやる。炎を灯すには……」
原作ならここでムカツキって言うんだろうけど、今の私は意味ないと思うんだけど……
ﾃﾞｨ「あれを見ろ！」
貴「はい？」
ディーノが運動場を指差した。そこには……
貴「…………何してんの？あいつら……(怒)」
運動場にはゴミを散らかす男子生徒が三人いた。
あいつら…………咬み殺す！！
ﾎﾞｳｯ
ﾃﾞｨ「！？(なんつー大きさの炎だ……)」
ﾄﾞｶｯﾊﾞｷｯﾄﾞｺﾞｫｯ
男子１「ぐっ……！」
貴「次こんなことしたら世界から消されると思え」
三人はボロボロながらも悲鳴を上げながら走り去って行った。
貴「口ほどにもないな。てか最初かやらなければ良いのに」
ﾃﾞｨ「A……もう少し女らしくしろよ」
貴「えー何だってー？(棒)」
トンファーを仕舞う。凄く久しぶりに使った気がするよ。
ﾃﾞｨ「だがAよくやったな！」
貴「何が？」
ﾃﾞｨ「何がって……お前さっきリングに炎を灯したんだぞ」
………………マジ？
指にはめてあるリングを見た。本当に炎灯したの？
ﾃﾞｨ「覚えてねーのか……だがｺﾚﾃﾞ分かったことがある」
分かったこと？
ﾃﾞｨ「お前はムカついたら炎を灯せるんだ」
…………やっぱこういう展開か。
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卯月(プロフ) - ナスビさん» ありがとうございます！アンケートに投票してくれたら嬉しいです！ (2017年8月13日 18時) (
レス) id: d4146714dc (このIDを非表示/違反報告)
ナスビ - 面白かったです！オチ獄寺がいいです！ (2017年8月13日 18時) (レス) id: aed1405ed1 (このIDを非表示/違反報告)
卯月(プロフ) - Artemisさん» オチアンケを取ってるのでぜひ投票をお願いします！ (2017年8月11日 7時) (レス) id: d4146714dc (このIDを非表示/違反報告)
Artemis(プロフ) - オチ欲しいです！特に骸さんで (2017年8月10日 22時) (レス) id: 9315822e4d (このIDを非表示/違反報告)
卯月(プロフ) - ゆっくりノワールさん» オチはどうなるか分かりませんが更新情報頑張ります！ (2017年8月8日 16時) (レス) id: d4146714dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：卯月美夜 | 作成日時：2017年8月5日 21時
