誕生日プレゼントの非日常41 ページ45
ザップside
薄い水色と白のコントラストが特徴的なワンピースに着替えたAは一際可愛かった。
普段、ワンピースのようなラフな服装に慣れていないのか彼女は恥ずかしがっていてのもあって、一層俺のAへの恋心をくすぐられた
出逢った刹那、心を惹かれた彼女だ
俺がこんなに愛情に貪欲になったのは無い
凄く…凄く凄く愛しい
彼女が欲しい。彼女が傍にいればもう他の女は要らないと誓おう。
______________
午後8時頃だったか。
ショッピングモールにいた俺達は社内に帰ろうと提案された
ザ「そろそろ帰る?」
K「どゆこと?」
レオ「何でっすか?」
『もう夜だし…、澪さんと慧も社内で待ちくたびれてると思うからさ』
確かに言われてみればそうだ。彼らは先にライブラ社内へ帰っている。
ツェ「そうですね。じゃあ帰りますか」
『はいっ』
こうして俺達はショッピングモールを後にした。
________________
ライブラへ着き、ドアを開けるとクラッカーの音が響いた
慧「A、Happy birthday!!」
澪「遅かったな。まあ、準備する時間がたっぷりあったから嬉しかったんだけどな」
え…?
今日はアイツの誕生日!?
皆は驚いていた。そりゃそうだ。こんなこと一言も聞かされてなかったから
皆「今日、Aの誕生日なの!?」
『はい!そうですよ♪』
彼女は上機嫌で答えた
…プレゼントなんて用意してねえぞ
澪「ホールケーキとマカロン、買ったから皆で分けて食べろ」
澪がホールケーキを差し出すと、彼女はそれを奪い取り独占してしまった
『ん…おいひいよ…っ』
慧「甘いのが大好きな妹だからな…。皆さん用にもケーキ買っといてよかった…」
テーブルにケーキを並べる慧斗。彼が「皆さんもどうぞ」と言ったところで俺達もケーキに手をつけた
チラリとAを見る
彼女は幸せそうな表情をしながらケーキとマカロンを頬張っていた
おい、口元に生クリーム付いてるぞ
でもそれも可愛い。…胸が高鳴ってきた
ザ「A、クリーム付いてるぜ」
『え…?』
指で彼女の口元に触れ、クリームをとる
ザ「うまっ」
指についたクリームを舐めると、とても美味しかった
…ああ、言い忘れる所だった。
ザ「A、二十歳の誕生日おめでとうな」
俺の淡い恋心には気付かない彼女の額にキスをした
これが俺からお前への誕生日プレゼントだ
103人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
時雨*絶望少女(プロフ) - 柊さん» ありがとうございます!!これからも精進しますのでよろしくお願いしますm(._.)m (2016年1月19日 17時) (レス) id: 4f142577d1 (このIDを非表示/違反報告)
柊 - とっても面白いです!更新が速いので、毎日楽しみにしてます!頑張ってください! (2016年1月18日 18時) (レス) id: b569d37236 (このIDを非表示/違反報告)
時雨*絶望少女(プロフ) - レオ愛さん» ありがとうございます。これからも精進します!! (2016年1月17日 18時) (レス) id: 4f142577d1 (このIDを非表示/違反報告)
レオ愛 - おもしろいですねっ。評課しました。 (2016年1月17日 17時) (レス) id: a2f9fa6e91 (このIDを非表示/違反報告)
時雨*絶望少女(プロフ) - こづやんさん» ありがとうございます!!あのー、人違いだったら申し訳ありませんが、ぷよクエの占ツクのスレの方ですよね? (2016年1月17日 12時) (レス) id: 4f142577d1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:時雨*絶望少女 | 作者ホームページ:
作成日時:2015年12月18日 22時